クレジットカード

クレジットカードとは

クレジットカードは商品やサービス等を購入・契約する際に後払い決済を行うために用いるカードのこと。利用者の信用力を担保として発行、使用、維持をすることが出来る。

概説

クレジットカードはダイナースクラブが1950年に始めたシステムで、当初レストランで食事をしていた際に財布を忘れて、お金を持って来てもらうまでの間気まずい思いをしたということに着想を得て始まったとされている。

その後、ビザ、マスターカード、アメックスなども事業に参入し市場は大きく発展し、さらに技術の発展により国際間での連携が可能となってからは大きく普及していった。
現在では、コンビニやスーパーをはじめとしたあらゆる日常のシーンやオンラインでの注文の際にクレジットカードを使用して決済を行うことが出来、人々の生活に大きく関わるようになっている。

特徴

クレジットカードを使用した決済の仕組みとしては、前述したようにクレジットカードは商品やサービスを利用した際の後払いにできる決済方法の1つであり、クレジットカードを利用することでその場で支払う必要がなく、お金を持っていなくとも商品やサービスを購入することが出来、支払いは後日、クレジットカード会社の指定した日にまとめて支払うことになる。

またクレジットカードの支払いには締め日が存在しその日を超過して決済した場合、決済前後で月が変わって引き落とされるため注意が必要。なお、この締め日もクレジットカード会社が基本的には指定している。また、引き落とし日にクレジットカード会社に支払うために、クレジットカード利用者は引き落とされる金融機関の口座をあらかじめ登録しておかなければならない。

使用する際にはクレジットカードを店舗にある決済用の端末にスライドさせて読みこますなどして情報を照合し決済を行う。この際、通常はサインや番号入力をして認証が必要になるが、少額の場合など省力されることがある。

クレジットカードは基本的に決済用のカードとして用いられるが近年では定期用のICチップが埋め込まれて利用することが出来たり、かざすだけで決済が出来る非接触タイプが発行されていたりと使用用途は様々な広がりを見せている。特にスマホが大きく普及した現在においては、物理的なクレジットカードではなく、スマホに情報を集約して物理的なカードが無いタイプまで登場している。

他では利用を促進させるために、発行している会社などが様々なキャンペーンを実施しており、特に利用額に応じてポイントが付与されるサービスを行っているところが多い。なお、このクレジットカードの利用に応じたポイントには還元率が定められており、その還元率に応じてポイントが貯まる仕組みとなっている。ポイントはキャッシュバックや商品と交換できたりなど、クレジットカード会社によってサービス内容は異なる。

またクレジットカードは各クレジットカードによりさまざまな付帯サービスが存在している。例えば空港の特別なラウンジの使用やロードサービスの利用、旅行保険が条件により適用されたりなど、発行会社の提供するサービスにより様々なサービスがある。特に、クレジットカードを利用する機会が多い海外旅行に関係した保険は、自動付帯となるケースがあり、保険を目当てにどのクレジットカードを選択するか決める人もいる。

主な国際クレジットカード

クレジットカードは日本で発行されているものも含め基本的には国際ブランドのカードになり、ブランドによる普及エリアの違いはあるが、世界で使用できるものとなっている。その内主要な国際ブランドは以下の通り。

・VISA
・マスターカード
・アメリカンエキスプレス
・JCB
・ダイナースクラブ
・銀聯カード

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