アーキテクチャー(IT)

アーキテクチャーとは

アーキテクチャー(architecture)は英語で構造や建築という意味の言葉で、ITにおいてはコンピューター、ソフトウェア、プログラムから果てはWEBサイトや社内のコンピューターの配置などの構造設計、またはそれらに共通で持たせた思想のこと。ITに特化した言い方としてシステム・アーキテクチャーと呼んだりもする。

概説

アーキテクチャーは何らかの設計を考える際の全体構造の仕様として使われる事が多く、対象は千差万別で、コンピューターで例えればパソコンにおけるそれぞれの機器の設計としてのアーキテクチャーとも言えるし、機器単体におけるアーキテクチャーとも言える。但し、アーキテクチャーは実際の中身のパーツなどを対象とするものではなく、あくまでも設計思想のことを指すことが一般的。

アーキテクチャーが重視されるようになった背景としてはハードウェア・ソフトウェア問わずに構造が複雑化しており、それぞれの互換性を保つために必要になっている。
また上記のような端末に限らず広くIT化の進む近年では、あらゆる場面でこのアーキテクチャーが重要になっており、設計次第でパフォーマンスが大きく異なってしまう。

但し、一方でこの設計をガチガチに絞ってしまうと多くの事象に対応できない柔軟性の低いものになる事にも繋がってしまうため、どのように落とし込んで開発するかも重要になっている。なお、アーキテクチャはあくまで概念を表す言葉で、個別の規定や規格を指す用語ではない。

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