トコジラミ

トコジラミとは

トコジラミ(Bed bug)とは吸血性の昆虫・害虫で日本では南京虫として呼ばれることが多い。

特徴

トコジラミは吸血性の昆虫のため、人に対して咬む。そして咬む際に唾液を注入しその中に含まれる成分がアレルギー反応を引き起こすため強いかゆみが引き起こされる。
成長過程としては、卵から孵化し約2か月ほどで幼虫になり、3か月~1年程度の時間をかけて成虫となる。成虫の大きさは5~8mm程度の大きさで褐色の色をしており、成虫途上の幼虫であっても吸血をするため、見た目は茶褐色のダンゴムシのようにも見える。

寿命としては1年程度だが、メスは連日子供を産み続けることが可能なため繁殖力は非常に高い。そのため駆除をする際は自力で行う以外に専門の駆除業者や保健所などにも相談することが望ましいとされる。

トコジラミは太陽光など光を嫌うため、畳や壁の隙間や絨毯の裏に潜み、室内の場所でいえばベッドなどの付近のスペースに生息することが多いことからベッドバグという呼び名もつけられている。集団で固まって生息する特徴があり、巣を形成している場所には血糞と呼ばれる黒い斑点が大量にみられる。また、吸血を行うために人が存在するスペースの近くに潜伏していることが多い。

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