事業承継

事業承継とは

事業承継(じぎょうしょうけい)は会社の経営者が資産・資源などを全て(負債も含む)他の者に引き継がせること。

概説

日本において少子高齢化が進むにつれ、会社経営者の高齢化および事業の継続が危ぶまれるケースが増加することが見込まれるため
主に中小企業庁が先導して2010年代初頭より事業承継という言葉を用いるようになった。

特徴

事業承継は主に3つの種類に大別される。

1. 親族内承継:家族など身内の中で引き継ぐ
2. 従業員承継:役員・従業員など親族以外の後継者に引き継ぐ
3. 社外承継:身内でも、会社内の人間でもない、他の第三者に引き継ぐ

上記1と2は古くから行われてきた事業承継の手法になるが、近年ではM&Aの盛隆もあり、3の親族外承継のケースも増加している。

いずれの事業承継においても仲介会社がサポートに入り行われることが多かったが、3の社外承継に関してはM&Aを希望する売り手と買い手を引き合わせるウェブサイトなども多く登場しており、年々M&Aの件数は増加している。

なお、事業承継に関しては後継者が不在の企業も多く存在しており、後継者がいないために廃業を余儀なくされる企業もある。

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