クロノジェネシスとは
クロノジェネシス(Chrono Genesis)は日本の競走馬で、グランプリ競争を3連覇し合計GI勝利数は2021年9月時点で4勝を挙げている。馬名は母親名+創世記という意味。
競走馬としてのクロノジェネシス
クロノジェネシスは2018年9月2日の新馬戦(小倉)でデビューし、レースでも一番人気に応えて勝利する。2走目となったアイビーステークスでもラスト3Fを32.5の末脚を伸ばし見事に勝利、そのまま暮れのGIに向かうことになった。3走目の阪神JFでは直線で脚を伸ばすものの出遅れが響き2着に敗退する。
翌年3歳となったクロノジェネシスは始動戦として東京のクイーンカップを選択し勝利を収めると陣営は桜花賞への直行を選択し、間隔を開けることになった。休養とトレーニングを積み迎えた桜花賞ではグランアレグリアの末脚に屈することになり3着に終わる、続くクラシック第二弾のオークスも3着に敗れる。その後は夏を休養に充て、秋は秋華賞へ直行することになった。
秋華賞は桜花賞馬グランアレグリア、オークス馬ラヴズオンリーユーともに不在となったものの、直行が嫌われたか4番人気の評価となった。しかし、レースではインコースを巧みに突き見事勝利、晴れてGI馬となった。ただし続戦したエリザベス女王杯は5着に敗れてしまい、このレースを最後に3歳を終えることとなった。
古馬になったクロノジェネシスは2月16日に行われた京都記念に出走し勝利、続く大阪杯では1歳上の同じ牝馬ラッキーライラックの前に敗れるが、次走となった宝塚記念で勝利しGI2勝目を飾る。前年と同じく夏場を休養し、秋はステップレースを使わずに天皇賞・秋へ直行する。レースでは32.8の脚を繰り出すがアーモンドアイには及ばず3着に敗退する。その後はジャパンカップには向かわず年末の有馬記念に出走、レースでは最後の直線で抜け出し、後ろから追い詰めてきたサラキアを振り切って優勝。GI3勝目、春秋グランプリ制覇を果たす。
5歳となったクロノジェネシスはドバイ遠征を敢行し、ドバイシーマクラシックに出走。ライバルであったラヴズオンリーユーは競り落としたものの、後ろから詰めてきたミシュリフに差されてしまい2着となる。
その後、期間を開けたのち宝塚記念に出走、他馬が渋った馬場に苦戦する中、パワフルな末脚を繰り出して勝利、この結果にて宝塚記念連覇、グランプリ競争3連覇を果たすことになった。
その後、世界最高峰の中距離レースである凱旋門に果敢にチャレンジするもレースでは7着に敗退している。また引退レースとなった有馬記念ではエフフォーリアの3着に敗れた。
クロノジェネシスの血統
バゴ | ナシュワン |
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ムーンライツボックス | |
クロノロジスト | クロフネ |
インディスユニゾン |
クロノジェネシスの競走馬成績
レース名 | 着順 |
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2歳新馬 | 1着(北村友一) |
アイビーS | 1着(北村友一) |
阪神JF | 2着(北村友一) |
クイーンC | 1着(北村友一) |
桜花賞 | 3着(北村友一) |
優駿牝馬 | 3着(北村友一) |
秋華賞 | 1着(北村友一) |
エリザベス女王杯 | 5着(北村友一) |
京都記念 | 1着(北村友一) |
大阪杯 | 2着(北村友一) |
宝塚記念 | 1着(北村友一) |
天皇賞(秋) | 3着(北村友一) |
有馬記念 | 1着(北村友一) |
ドバイシーマC | 2着(北村友一) |
宝塚記念 | 1着(C.ルメール) |
凱旋門賞 | 7着(マーフィ) |
有馬記念 | 3着(C.ルメール) |
競走馬情報
生年月日 | 2016年3月6日 |
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性別 | 牝馬 |
毛色 | 芦毛 |
通算成績 | 17戦8勝 |
主な勝ち鞍 | 秋華賞、有馬記念、宝塚記念 |
所属厩舎 | 斉藤崇史(栗東) |
生産者 | ノーザンファーム |