ゴキブリ

ゴキブリとは

ゴキブリ(Cockroach)はゴキブリ目の昆虫。熱帯地方を中心に世界的に生息している虫で、日本においても暖かい時期になると多くのゴキブリが登場する。

概説

ゴキブリの名称の由来は御器(ごき=食器)をかぶる(かじる)ということからゴキカブリと呼ばれており、時間の経過と共にその内のカが抜けて、ゴキブリと呼ばれるようになったとされる。
なお、ゴキブリの誕生はおよそ3億年前と言われ地球上における生物の中でも特に長い歴史を有している。過去から絶滅せずに生き残ってきていることもあり、今後においても生き残る可能性が高い生物とも言われている。

特徴

ゴキブリは長い場合卵の孵化から死ぬまで三年以上もかかるケースがあり、日本で多い黒ゴキブリの場合は成虫になるまでに二年程度要することもある。成虫になるまでは脱皮を繰り返して成長していき、寒冷の時期は休眠して成長を図る。

平均的なサイズとしてはおよそ1cm〜4cm程度になり、体高は低く、僅かな隙間にも入り込めるようになっている。また、前脚が後ろ脚に比べると大きく発達しており、後退することが出来ない。そのため動きとしては直線的に前進するのみになる。餌としてはゴキブリは雑食であり、肉や穀物だけではなく、死骸や糞、あるいは紙や布など、加工された素材も食べる。仮に食料を包装していたとしても、その上からかじって食すことがある。そのため食料が多い場所にはしばしば出現する。
また、ゴキブリは夜行性の昆虫でもあり、暗がりを好む。活動自体も夜が中心となり、太陽が出ている時間帯と比較しても大きく活動量は増加する。

他ではゴキブリは繁殖力が非常に高く、20〜30個の卵を一生に20回近く産卵する。また卵は殻に覆われており、駆除も非常に難しい。そのため実際に駆除する際には実質的には成虫および幼虫を対象として行うことになる。

種類

ゴキブリの主な種類としては以下の通り
クロゴキブリ
ワモンゴキブリ
コワモンゴキブリ
トビイロゴキブリ
ヤマトゴキブリ
チャバネゴキブリ
ヒメチャバネゴキブリ
オオゴキブリ
オガサワラゴキブリ

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