コンテンジェンシープラン

コンティンジェンシー・プランとは

コンティンジェンシー・プラン(contingency plan)は危機管理計画の事を指す言葉で、企業など組織・団体が何らかの事象により大きな危機が発生した場合に備えて作成する計画のこと。特に公的機関や金融機関などでは事業停止などが引き起こす社会へ与えるインパクトが大きいため明確なコンティンジェンシー・プランが強く求められる傾向にある。

概説

コンティンジェンシー・プランは主に不測の事態が起きた際に社内外で混乱が発生する事や、発生直後に取った行動・行為より、更に大きな被害・損害が拡大しないために用いられる。また基本的には起こり得る最悪の事態を想定して作成される。
プランを作成する範囲としては自然災害から情報システムの事故・事件まで幅広い分野・領域に及ぶが、事業の継続性に深刻なダメージがあると認められるようなレベルでの計画によるものが多い。

また、コンティンジェンシー・プランの内容に関しては、緊急時のメンバーの行動方針やその計画、各メディアへの対応方針、業務の継続可否判断と伝達フロー、復旧作業と連絡手段の確保等を優先順位を設定して定める。
さらに近年では提供しているITサービスの不具合による業務遅延や情報システムで扱うデータの外部流出による事故・事件も増加しており、これらを扱う企業は自社のみならず他社の事業への影響も大きいためコンティンジェンシー・プランを作成するケースも多い。

特に2020年には世界的に流行しているコロナウイルスの影響により多くの企業や団体などが対応に追われており、コンティンジェンシー・プランの重要性が改めて注目されている。

なお、似た用語としてBCP(事業継続計画)が挙げられるが、BCPは上記対応に加えて事業のビジネス上のインパクトに応じて復旧に関して優先順位を付け業務を設定していくものになる。

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