ダーツ

ダーツとは

ダーツは決まった場所から的に向かって矢を投げて当たった場所で得点を競う競技・遊戯。矢のことをダート、複数形がダーツというため競技名がダーツと呼ばれている。

概要

ダーツは主にCOUNT UP(カウントアップ)と呼ばれる得点を加算していくゲーム、持ち点を早くゼロにした方が勝利する01(ゼロワン)、駆け引きを楽しむCRICKET(クリケット)などが有名で、特にゼロワンがメジャーなゲームスタイルとなり、多くの大会などが開かれている。

なお、それぞれのルールとしてはカウントアップが1ラウンド3本ずつダーツを投げていき、8ラウンド終了後の得点を競う。ゼロワンはその逆で選んだ数値から点を差し引いていきゼロにした者が勝ちになる。なお、マイナスになった場合は投擲が無効になり同じ点数から次の投擲を行う。クリケットは15〜20とブルを使って遊ぶゲームで同じエリアに3つ当てると自身の陣地になり、そのエリアで得点を稼ぐことができるようになる。なおトリプルにヒットさせると3マークとなり一投で陣地が確保出来る。ただし、そのエリアを相手が3回ヒットさせることができればエリアをクローズ(無効化)することが出来るようになり、最終的に相手を上回る点数の状態で全てをクローズするかラウンドが終了(15ラウンドまたは20ラウンドが一般的)した時点で試合が終わる。

ハードダーツ

ハードダーツはスティール・ティップ・ダーツとも呼ばれる。的のサイズは13.2インチ(33.528センチ)であり、ソフトダーツよりも小さためで素材もコルクのような麻素材である。ボードからスローラインまでは 237センチである。地面からボードの中心部分までの距離は173センチである。

矢の構造は先端部のティップは金属で、バレルと呼ばれる筒の部分はしっかり矢が刺さるように重みを持たせている。
ハードダーツは、的にセンサーなどはなく刺さった矢を目で見て手動で計算する。そのためボードにしっかり矢が刺さっていないと点数はカウントされない。
ハードダーツは、的の中心部分のインナーブルが50点、その外側のアウターブルが25点加算になる。試合の終了はダブルと呼ばれる点数が倍になるラインに刺さるかインナーブルに刺さるかのいずれかの場合になる。

ソフトダーツ

ソフトダーツの的のサイズは15.5インチ(39.37センチ)であり、ハードダーツよりも大きめで素材は主にプラスチックで当たると大きな音がする。
ボードからスローラインまでは244センチである。地面からボードの中心部分までの距離は173センチでハードダーツと同じである。矢についてはティップはプラスチックで、バレルは的を傷めないように軽めになっている。

ソフトダーツのボードはダーツが刺さった時に裏側のセンサーが感知して得点を自動計算する。その時々の点数に加え終わりまでどれだけ何点とればいいかが常に確認できる。ソフトダーツは矢が的に刺さらず落ちてしまっても一度当たれば点数になる。また、ブルのどこにささっても50点加算されハードダーツよりも大雑把だ。ゲームの終了はゼロワンルールでもボードのどこに当たっても終了できるシングルアウトで構わない。

スタート得点もハードダーツは501スタートが主になるが、ソフトダーツは301、501、701、901、1001、1501の7種類と自由度がある。狙いがナンバー15~20だけでそこに3回当てると自分の陣地になり終了するクリケットゲームもソフトダーツでは行われる。

免責事項

用語集ドットコムでは記事の内容が正確であるように努めておりますが、掲載されている情報はその内容を保障するものではありません。そのため当サイトの情報やその利用によって発生する損害・損失に対しては一切の責任を負いかねます。また、利用に際してはこの免責事項に同意するものとみなしますのでご理解ください。

コメントを残す