Dogecoin(暗号資産)

Dogecoinとは

Dogecoin(ドージコイン)はP2P技術を基盤として作成されている暗号資産(仮想通貨)の一つで通貨名はDOGE。多くの暗号資産が何らかの目的を果たすために機能を持たせているのに対してDogecoinはただの遊び心から作成された(ネタ)トークンと見られている。但し、Dogecoinを利用して募金の募集が行われたり、SNSなどと連携してチップとして使用できるサービスが作られたりとDogecoinを活用したプロジェクトは少なくなく、全世界的にファンの多い暗号資産と言える。

ちなみにDogeとは英語でdog(犬)を崩したスペルで表現されたスラングになり、Dogeは柴犬を指す事からDogecoinも柴犬をモチーフとして使用している。

Dogecoinの特徴

Dogecoinは2013年12月に登場し直後オンラインコミュニティも開設された。そして翌年2014年1月には時価総額で6,000万ドルもの規模にまで成長し人気の暗号資産となった。なお最盛期の2018年の1月には時価総額が10億ドルまで成長している。
Dogecoinの主な特徴としては通貨の発行上限に制限が定められていない点、ブロックの生成時間が短く、例えばビットコインが約10分であるのに対してDogecoinは1分程度で生成される点、または決済手数料が安い事などが挙げられる。この内、発行上限が定められていない事により非常に多くの通貨が発行されており、2019年11月時点では1200億以上のDogecoinが供給されている。
ただ、Dogecoinは上記のような機能と言うよりは、インパクトのあるイラストやネーミング、手軽に扱える価格などが多くの人々に受け入れられており、その点が最大の強みとなっており、投資商品やデジタル通貨のような大仰なものと言うよりは冒頭に記した通り、暗号資産を使って遊ぶというような用途のイメージで捉える事がこの通貨の神髄だと言える。

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