二元論

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二元論とは

二元論(dualism)は物事を2つの側面に分けて捉える概念のことを指す。善と悪、白と黒、前向きと後ろ向き、精神と物体などが言及されることが多い例。

特徴

二元論は何らかの事象、あるいは物体を認識し理解する際に対象を2つの異なる側面を用いる。

例えば、何かトラブルが発生した際に一方を悪、一方を善として捉えることなどは二元論における典型的なケースになる。この場合、事象を広範にわかりやすく伝えるという点においては二元論は有効的に機能する。そのため、多くの人に情報を伝播することが可能な大規模な機関・媒体においては二元論は頻繁に活用される一方で、中小規模の機関・媒体は事象をより深く掘り下げた上で取り上げることもある。

二元論はスポーツなどのように一定の規則が存在する場合は適合させやすいが、一方で規則が曖昧であるか、対立している場合、そもそも存在していない場合などは何を以て勝ちと負けを評価するか意見は分かれる。
また、悪い(とされる)ことを行い勝つこと、や良い(とされる)ことを行い負けること、は二元論で捉えた場合、状況があべこべになった状態が発生するためその評価を巡って論争になりやすい。

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