E-A-T

E-A-Tとは

E-A-TとはGoogle検索エンジンがWEBサイト・ページを評価する際に専門性・権威性・信頼性を評価するという検索アルゴリズムにおける指標の一つ。Google検索品質評価ガイドラインにて言及されている。

E-A-Tの内容

E-A-Tは「Expertise」「Authoritativeness」「Trustworthiness」それぞれの頭文字を取った略語で、この三つの要素を持つページはユーザーからも高く評価されるためGoogleも指標の一つとしており、WEBページなどの作成においては重視するべき要素とされている。なおE-A-Tのそれぞれの要素とは具体的に以下のような点が挙げられる。

・Expertise(専門性)
特定のジャンル・領域に限定されたもの。より深い内容を提示出来るもの。
・Authoritativeness(権威性)
そのジャンルにおける資格や立場など、第三者から見た時に明確に知見・技術など能力を判別出来るもの
・Trustworthiness(信頼性)
安定的な情報の発信やそれに対する多くの人からの高い評価・指示などを長く継続しながら獲得しているもの

これらを包括する対象としては医者や弁護士など特定の資格を持つ人が該当するが、一方でGoogleは生活の中で、仕事を通じて、あるいは趣味が高じて知識・技術を習得することも多くあるため、E-A-Tに関して資格などの形式的な裏づけが必ずしも必要だという訳ではないとしている。

なおE-A-Tの中でも取り分け人々の生活に与える影響が大きいジャンル(金融・医療・法律等)をGoogleはYMYL(Your Money Your Life)と呼び、この項目の検索ランキングに関してはE-A-Tの性質を強く受けると見られている。
但し、E-A-Tにはスコアのような絶対値がある訳では無く、あくまでも概念としての要素になる。

E-A-Tの概念が少しづつ広まるにつれ、著者情報などを表示する記事が増えており、今後も増加していくものと見られている。

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