エルコンドルパサー

エルコンドルパサーとは

エルコンドルパサーは日本の競走馬、種牡馬。2002年に腸捻転により急逝。通算成績は国内外合わせて11戦8勝

競走馬としてのエルコンドルパサー

エルコンドルパサーはアメリカで生産され、セリで落札後日本にやって来ることになった。美浦の二ノ宮厩舎に所属し3歳(旧馬齢、以下同)時の11月8日のダート1600m戦でデビューする。レースは大きく出遅れ、4コーナーでもまだ最高峰のままであったがそこから目の覚めるような鬼脚を繰り出し直線だけで他の馬をごぼう抜きし更には突き放す驚異的なレースを見せ最終的には2着に7馬身差をつけて優勝する。なおこのレースで2着に入ったマンダリンスターはこの後京成杯を勝つ実力馬だった。
2戦目もダート戦を選択しここでも9馬身差で圧勝、3戦目はクラシックレースにも直結するレースである共同通信杯4歳Sを選択、直前で降雪があり、レースは急遽ダートへ変更される。ここも難なく勝利し、重賞を勝利すると続くニュージーランドトロフィー4歳Sも勝利、さらに春の最大目標であったNHKマイルカップも勝利しデビューから5戦全勝で4歳の春を終える。
秋の最大目標をジャパンCに設定した陣営は夏の休養の後、秋の始動戦として毎日王冠を選択する。
この毎日王冠では後のグランプリホースであるグラスワンダー、そして当時日本最高の快速馬であるサイレンススズカが出走することになった。レースではサイレンススズカがスタートから先頭に立ち、そのまま直線に入る、怪我からの復帰戦となったグラスワンダーは途中で力尽き後退する展開となり、サイレンススズカとエルコンドルパサーの一騎打ちになるも直線半ばを越えても全く脚色に衰えが見られないサイレンススズカがそのまま逃げ切り優勝。エルコンドルパサーは初めての敗戦を喫することになる。
次戦のジャパンCではエアグルーヴやこの年のダービー馬であるスペシャルウィークなどが出走して来るもレースではそれらの馬を抑えて見事に優勝を果たす。この後有馬記念は使わず年内は休養に当てることになり4歳シーズンを終えることになった。
明けた5歳は欧州遠征を敢行し春からヨーロッパへ向かうことになった。調整を進めたのち欧州初戦に選んだイスパーン賞では2着に敗れてしまう、続くサンクルー大賞では見事に優勝を果たす。この勝利により遠征の最大目標を凱旋門賞に絞って調整を進めることになった。
秋はその凱旋門賞のステップレースとしてフォア賞に出走し勝利する。
そして最大の目標である凱旋門賞に出走する。
レースでは不良馬場の中、果敢に先頭に立ちレースを引っ張り最後の直線を迎える。重たい馬場ではあったが上手くペースを落とせた事もあり、エルコンドルパサーは直線で他の馬を突き放しリードを広げる。悲願の優勝かと思われたが、後続にいたモンジューが底力を見せ追いすがって来て、ゴールでは半馬身交わされてしまい2着に終わる。その後このレースを最後に引退が発表され、現役生活に終止符を打つことになった。

種牡馬としてのエルコンドルパサー

種牡馬としてのエルコンドルパサーは血統に濃いクロスがあった点が懸念されたが1年目、2年目、3年目といずれも多くの繁殖牝馬を集め人気種牡馬となったが、3年目の種付けを終えた2002年の7月に腸捻転を発症し死亡してしまう。残された僅か3世代の仔からダートGIで勝利を重ねたヴァーミリアンや菊花賞を勝利したソングオブウインド、ジャパンCダートを勝利したアロンダイトなどを輩出し種牡馬としても一流の実績を残した。

エルコンドルパサーの血統

キングマンボ ミスタープロスペクター
ミエスク
サドラーズギャル サドラーズウェルズ
グレンベアー

エルコンドルパサーの競走馬成績

レース名 着順
3歳新馬 1着(的場均)
4歳500万下 1着(的場均)
共同通信杯4歳S 1着(的場均)
NZT4歳S 1着(的場均)
NHKマイルC 1着(的場均)
毎日王冠 2着(蛯名正義)
ジャパンC 1着(蛯名正義)
イスパーン賞 2着(蛯名正義)
サンクルー大賞 1着(蛯名正義)
フォワ賞 1着(蛯名正義)
凱旋門賞 2着(蛯名正義)

エルコンドルパサーの種牡馬成績

成績
2003年 86
2004年 20
2005年 9
2006年 6
2007年 9
2008年 21
2009年 34
2010年 52
2011年 128
2012年 120
2013年 212
2014年 314

競走馬情報

生年月日 1995年3月17日
性別 牡馬
毛色 黒鹿毛
通算成績 11戦8勝
主な勝ち鞍 サンクルー大賞、ジャパンカップ、NHKマイルカップ
所属厩舎 二ノ宮敬宇(美浦)
生産者 Takashi Watanabe
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