フェンディとは
フェンディ(FENDI)はイタリアのファッションブランドで、LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)に属している。
概説
フェンディは1925年にイタリアのローマにて創業された。当初より革製品・毛皮製品を中心に展開しており、現在においても同社の製品として多くの愛好家を有している。黎明期には毛皮のコートを製造し人気を獲得し、その後1965年にファーのデザイナーとしてカール・ラガー・フェルト氏が起用されると、それまでの高級感溢れるファーに素材を始め新たな試みを打ち出し、ファーの製造技術を高めることでブランドイメージを訴求することに成功した。
フェンディはその後一時、経営難に陥るがLVMHグループに入る事で財政面の立て直しやネットワークの強化が図られ、バッグを始めとする多くのヒット商品を製造した。現在では国際的にも有名なブランドとして認知されており、多くの製品が世界各国で展開されている。
特徴
フェンディは長く革製品を取り扱っていたことから、バッグを始めとする製品の評価が高い。特にバゲットと言われる小脇にすっぽりおさまるようにデザインされた少し横長タイプのショルダー部分が短めに計算され尽くした完璧なフォルムのショルダーバッグは同社の代表作とも言え、多くのファンが存在している。
なお、バゲットは大きめの「マンマ」と小さめの製品がコレクションで展開されている。またバゲットはシーズンによっていろんなディテールで発表されており、中にはファーを贅沢に施したデザインも多く登場している。
フェンディ(FENDI)のコレクションには様々なアイテムが揃うがその中でも高級毛皮を使ったアイコン的な毛皮チャームはバッグとともに人気を集めている。
なお、チャームというアイテムはバッグのベルト部分につけるアクセサリーになる。
そのバッグチャームがリアルな毛皮、高級ファーでデザインされている。またカラーも豊富でバッグバグズと呼ばれるファーのチャームがアイコン的バッグ、バゲットに使われている。
このファーであるバッグバグズにはコレクターもいるほどでフェンディのバゲットにはバッグバグズが欠かせないものとなっている。また何年も繰り返しバゲットのコレクションが展開される中、このチャームが新らしいバゲットのコーディネートを提案し続けている。