ライン(釣り)

ライン(釣り糸)とは

釣り人と魚を繋ぐ、最も大事なものが釣り糸(ライン)である。その意味でラインが最も重要な釣り道具であると言う人も多い。
現在では種類も豊富で、昔に比べればより細くて伸びの少ないラインが数多く開発されてきた。それにより、より遠投性能が高まり、魚を狙える範囲が大幅に広がったとも言える。より広く狙うことが出来れば、より多くの、より大きな魚にであうチャンスも増えてきたと言える。

ラインの種類

ナイロンライン

正式にはナイロンモノフィララインと言う。
単線構造で、比重が軽く(1:0.9〜1.2)水面に浮くか水面直下を漂うことが出来、全体の5%程度の伸び率がある。ルアーフィッシングにおいては伸びがあることで魚のアタリが分かりにくいのではないか?という疑問があるが、比重が軽く単線構造の利点を生かして、伸び率を抑えたり、擦れに強い耐摩耗性の向上したものが開発されるようになってきた。
吸水率が高く、吸水と乾燥を繰り返すと、劣化が早くすすむ。

フロロライン

正式にはフロロカーボンラインと言う。
フッ素系樹脂の合成物質で、一見単線構造だが複数の繊維が集まっていると考えた方が良い。
比重が重く(1:1.1〜1.5)、極細いもの(0.1〜0.5)は水面に浮くことも出来るが、それ以上の太さのものは沈む。伸び率は低く(1〜2%程度)、号数表示ではなく、強度表示(lb表示)だとナイロンラインよりも径が太くなる。
硬い性質のせいで、巻きグセがつきやすく、スピニングリールには向かない。柔らかいものに対して非常に強い強度特性を見せるため、例えば藻の中を通してくるルアー等で、藻を切りながらアクションを付けたりするのに有効。吸水率はほぼゼロだが、表面が硬い特性状、硬い物に触れると表面の劣化が早く、塩分の結晶に触れただけでも表面が白色化してしまう。

PEライン

ポリエチレンを主原料にしている。吸水性が無く、ラインにすると伸び率がほぼゼロなので、感度が非常に高い。また、ポリエチレンの性質上、加工が容易で、PEラインは4本、8本、12本といった細い繊維を編んだ構造になっている。ところが、感度が高いのはあくまでも直線に繋がっている場合だけで、少しでもラインが弛むと、感度は全くと言って良いほど無くなってしまう。
比重がとても軽く(1:0.8〜1.0)、そのままなら水面に浮いてしまう。
熱と擦れに弱く、岩やコンクリートに触れると簡単に切れてしまう。そのため最近では表面加工を施し、根ずれに強いものも開発されてきた。
PEラインの最大の特徴は、引っ張り強度がどのラインよりも優れていることだ。そのため、PEラインを使用すれば、同じ強度でも細いラインを使用することができ、遠投が必要な釣りやより深い水深を狙う場合に効果的だ。また、性質上透明なラインは作れないのと、擦れに弱いので、通常PEラインにはナイロンかフロロのショックリーダーを取り付けて使用する。

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