freee(フリー)とは
freee株式会社は2012年7月9日に設立された会計ソフト「freee」をはじめとしたバックオフィスに関わるクラウドサービスを開発・提供している企業で本社を東京都品川区に構えている。Googleで日本、アジア・パシフィック地域において中小企業向けマーケティングチームを統括していた佐々木大輔氏が創業者。
概説
freeeはもともと個人事業主の経理業務を改善・効率化するための会計freeeを中心としたクラウドサービスを開発していた企業で、現在では中小企業から大手まで多くのユーザーを誇る。リリースしたサービスの便利さやUI/UXが評判となり少しづつ事業領域を拡大、結果として当初の会計だけではなく中規模事業会社などから要望の多かった人事や労務などの領域のサービスも開発し、バックオフィス業務のプラットフォームとしての位置を確立させようとしている。
freeeの特徴としてはそれまでに専門的な知識がある程度必要であった内容の処理が簡素化されており、事業内容・規模にもよるが作業時間の効率化が図れる点が大きい。また買い切りが多かった勘定系のシステムに対しクラウドで提供するという事も特徴の一つで、これにより例えば電車内からでも作業が行えたりするようになる。
またfreeeは資金面でもサービス開始前からアメリカのベンチャーキャピタルから資金調達を行っており、もともと期待値の高いプロジェクトだったとも言える。また会社が成長していく過程においてもLINE株式会社や三菱UFJ銀行など大手企業からも出資を受けており、併せて提携も進めるなど事業規模を大きくすることに成功している。
なお、freeeは2019年12月に東京証券取引所マザーズへの上場が承認されており、更なる資金調達および会社としての発展が期待されている。
提供しているソフトウェア
freee社が開発しているソフトウェアは以下の通り
・クラウド会計ソフトfreee
・人事労務freee
・会社設立freee
・開業freee
・マイナンバー管理freee
・クラウド申告freee
・freeeカード
・freee開業応援パック
・freee Developers Community
会社情報
会社名 | freee株式会社 |
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設立 | 2012年7月 |
本社所在地 | 東京都品川区西五反田2-8-1 五反田ファーストビル 9F |
事業内容 | 人事・労務・会計などのSaaS型クラウドサービスの開発・提供 |