ファンダメンタルズ分析とは
ファンダメンタルズ分析は財務の状況や市場の状況から対象の価値を図る投資分析手法の一つ。金融商品の相場予想においては大まかに分けるとこのファンダメンタルズ分析と、チャートの動きをベースに予想を立てるテクニカル分析の二つに二分されている。
概説
ファンダメンタルズ分析は主に企業の情報や関連する外的要因から対象を評価する事になり、内容は財務諸表を読み解いたり、対象の企業だけではなく競合他社の動向や世の市場まで含めて状況を分析することになる。
この分析手法はもう一方の大きな分析手法であるテクニカル分析手法とは異なり、チャートには立脚しないがPERやEPSなどデータは重要視する。また米国の著名投資家でもあるウォーレン・バフェット氏などはROEを重視する。
なおファンダメンタルズは厳密にどこからどこまでを指すかは厳密には定まっていない。
ファンダメンタルズ分析のメリット
ファンダメンタルズ分析は企業の業績や周囲の外的要因などを元に判断を行っていく投資手法のため、短期的な上げ下げに左右されないという点がある。
またチャートだけでは見えづらいデータ(競合の進捗状況等)を予想・分析して投資判断が出来る。
注意点
ファンダメンタルズの注意点としては、長期的な視点に偏ってしまうため、間違いを認めて降りる判断が難しい点になる。