古河電気工業(企業)

古河電気工業とは

古河電気工業は、東京都千代田区丸の内に本社を構える電線・非鉄金属を中心に光ファイバーや電線ケーブルなどの製造を行う企業。古川電工と略して呼ばれる事が多い。

概説

古河電気工業は、1884年に本所鎔銅所、山田電線製造所を開設したことが始まりとなり、その後1896年に横浜電線製造株式会社を設立した。続けて1906年には日光電気精銅所を開設、その後1920年に横浜電線製造株式会社と合併し、『古河電気工業株式会社』として発足した。そして、大阪伸銅所や平塚電線製造所などを新設し、その後はマレーシアやブラジルやタイなど、国内のみならず海外でも事業を行うようになる。現在もグローバル環境下での競争力を発揮するために各国に密着した事業を展開している。

古河電気工業では、情報通信に必要な、光ファイバ、情報システムなどの最先端技術の提供や、自動車に使用するワイヤハーネスやコネクタの素材技術の提供、電力輸送によって社会や産業を支える技術などに欠かせない製品などを展開している。そして、研究・開発にも力を入れており、『自動車のグリーン化』『電力インフラのスマート化』『通信インフラの大容量化』を目指し、次世代新事業の育成を図っている。
古河電気グループは、素材力を活かして、技術革新によって豊かで持続可能な社会の実現に貢献することを基本理念に掲げている。

なお、古河電工はサッカーの強豪としても知られ、長年に渡り日本サッカーのトップクラスに位置していた。ただし、Jリーグの発足に伴いチームは解散しクラブチームであるJEFユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)にJR東日本と共に出資を行うことになった。ちなみにJEFの意味としてはJR East(JR東日本)とFurukawaの頭文字であるFを合わせた造語になる。

展開する主なサービス

情報通信
エネルギー
自動車
電子部品
建設・建築
新事業・開発品

関連会社等

環境・インフラ

岡野電線(株)(OKANO)
九州ネットワークケーブル(株)
(株)KANZACC(KANZACC)
(株)正電社(KSD)
(株)成和技研(SE)
古河C&B(株)(FCB)
古河樹脂加工(株)(FJK)
古河電工産業電線(株)(FEIC)
古河ネットワークソリューション(株)(FNS)
古河電工パワーシステムズ(株)(FEPS)
ミハル通信(株)(MIHARU)
電装・エレクトロニクス
東京特殊電線(株)(TTK)
古河電池(株)(FB)
(株)エヌ・テック(NTEC)
奥村金属(株)
(株)フォーム化成(FK)
古河AS(株)(FAS)
古河精密金属工業(株)(FHE)
(株)古河テクノマテリアル(FTM)
古河マグネットワイヤ(株)(FMGW)
(株)古河UACJメモリーディスク(FUM)
理研電線(株)(RIKEN)
販売・サービス
富士古河E&C(株)(FFEC)
ジェフユナイテッド(株)(JEFU)
FITEC(株)(FITEC)
古河エレコム(株)(ELECOM)
古河産業(株)(FSK)
古河テクノリサーチ(株)(FTR)
(株)古河電工アドバンストエンジニアリング(FEAE)
古河電工エコテック(株)(FETEC)
古河日光発電(株)(FNP)
古河ニューリーフ(株)(FNL)
古河ファイナンス・アンド・ビジネス・サポート(株)(FFBS)
古河物流(株)
古河ライフサービス(株)(FLS)
(株)明星電気商会(MYOJYO)
山崎金属産業(株)(YAMAKIN)
(株)横浜ドラム製作所

会社情報

会社名 古河電気工業株式会社
設立 (創業)1884年(設立)1896年6月25日
本社所在地 東京都千代田区丸の内2-2-3丸の内仲通りビル
事業内容 情報通信、エネルギー、自動車、電子部品、建設・建築、新事業・開発品、次世代新事業の育成、他
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