ゼネコン

ゼネコンとは

ゼネコンはGeneral contractorの略語で土木・建築の工事全体を一括して請負い、とりまとめる建設業者のことを指す用語。長らくスーパーゼネコンと呼ばれる巨大な企業が市場売り上げにおいて大きなシェアを誇っていたが、近年ではハウスメーカーも参入を果たしており競争が激化している業界。

概説

ゼネコンが請け負う対象は公共的な施設や道路のようなインフラ設備、またはマンションのような建物やショッピングモールなどのような商業施設まで様々な事業がある。基本的にはこうした施設開発などを企画するデベロッパーより発注を受けてプロジェクトが開始される。なお、ゼネコンはあくまでも上流で取りまとめを行い工事の管理等を調整し出来上がった施設設備を納品する、いわば管理・進捗業務が主たる仕事内容にあたり、実際の工事などの施工を行うのは別の会社(子会社含む)がほとんどである。
ゼネコンの定義に関しては明確な定義は無いが、一般的には設計や施工や研究活動などを自社で行っている会社になる。
なお、ゼネコンの中でも特に売り上げが高い企業はスーパーゼネコンと呼ばれており、基準としては年間で1兆円を超える(達成しない年もある)売上を上げている企業が対象となっている。

日本の主なゼネコン企業

大林組(スーパーゼネコン)
・大成建設(スーパーゼネコン)
清水建設(スーパーゼネコン)
鹿島建設(スーパーゼネコン)
・竹中工務店(スーパーゼネコン)
・長谷工コーポレーション
・五洋建設
・フジタ
・戸田建設
・前田建設工業
・安藤ハザマ
・三井住友建設
・西松建設
・NIPPO
・東急建設
・熊谷組
・奥村組
・鴻池組
・東亜建設工業
・錢高組
・鉄建建設
・淺沼組

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