玄米

玄米とは

玄米(げんまい)は籾殻を取り除いていて精白されていない状態の米のこと。籾殻を取り除くと糠(ぬか)や胚芽(はいが)や胚乳(はいにゅう)が残りその状態が玄米で、さらに精米を進めて胚乳のみにした状態が白米となる。

概説

玄米は白米と比べてビタミンBや食物繊維の含有量が多い。一般的に白米と玄米を比較するとそれほどスタンダードに食べられているわけではないが、健康需要の高まりと共に玄米を好む人は年々増加している。また健康ブームが到来する度に、玄米や玄米を加工した食品には注目が集ることが多い。玄米は香ばしい香りと風味の特徴があるため、その特徴を活かした食品も存在する。

ただし、カロリーとしては玄米は白米に比べて大きく下がるという訳ではないため、ダイエット目的で玄米食にした場合、玄米だからといって取りすぎてしまうとダイエットには繋がらない。

玄米を用いた食品など

玄米は番茶や抹茶に玄米を混ぜた玄米茶として使われることが多く、主食として使われる以外では使用頻度が多い。お茶は香りや風味を楽しめる食品になるため、玄米との相性がよく、番茶や抹茶の渋さとまろやかさに玄米の香ばしさと風味が加わり、独特の味わいを醸し出す。また味がまろやかになるためとても飲みやすいのも、玄米茶の魅力の1つに数えられる。

また、玄米カレーも玄米を使った料理として広く知られている。米とカレーの相性が良い点を活かし、白米ではなく玄米が使われる。玄米カレーは、白米と比べてあっさりしており、前述したようにミネラルや食物繊維といった栄養素を取ることが出来るため、これらの栄養成分を積極的に摂取したい場合などに玄米が使われることがある。

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