Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールとは

GoogleサーチコンソールはGoogleが提供しているウェブサイトの分析ツールの一つ。同じGoogleが提供しているサービスGoogleアナリティクスと並びWebマーケティングを行うための重要なツールとなっている。

概説

Googleサーチコンソール(旧名Googleウェブマスターツール)はGoogleアナリティクスと同じ2006年にリリースされて以降、ウェブサイトに訪れた訪問者の情報を分析するため、またはウェブサイトの情報をGoogleに伝えるため等に活用されている。

Googleサーチコンソールでは訪問者のデータを分析するために特定のページにおけるGoogle検索順位やCTR、または表示回数などがチャートで掲載されるため、ページのランキングの推移などを確認する事が容易に行える。またデータの取得期間は1年以上前の時点(タグなどを設定していた場合)から3日前までのデータを確認できる(長らく3日前のデータが最新情報と言う仕様であったが、2019年9月より前日のデータが確認出来るようになった)

一方で、作成したページの情報を伝える機能に関しては新しく作成したページをいち早くGoogleにインデックスしてもらうために多くの人に活用されている。この手続きは以前までFetch as Googleという機能を使って伝えていたが、現在ではURL検査という項目からURLを打ち込む事でインデックスの申請が可能となっている。またGoogleが各端末にお勧めページとして表示させる機能であるGoogle discoverのレポートもサーチコンソールで確認可能。

また新しいバージョンのサーチコンソールではサポートされていなかった削除機能が2020年1月より実装されており、一時的なページの検索結果からの削除、サイト管理者以外からの削除依頼のレポート、コンテンツがアダルトコンテンツとして報告されているページを表示するセーフサーチフィルタリングなどの機能が使えるようになっている。

なお、現在ではサーチコンソールはアナリティクスと情報の連携が出来るようになり、頻度としてはアナリティクスを活用する機会の方が多い場合もあるがページで起こっているエラーの有無を確認する事も出来、何かと必要になるツール。

仕組み・機能

Googleサーチコンソールには以下の機能があり、集まっている各データを確認することが出来る。

・サマリー
各カテゴリーの内容をまとめて確認する
・URL検査
ページがインデックスされているか確認する
・検索結果
クリック数、合計表示回数、平均CTR、平均掲載順位を確認する
・Discover
Google Discover上でのクリック数、合計表示回数、平均CTRのパフォーマンスを確認する
・カバレッジ
ページにおけるエラーやインデックスされている・いないページを確認する
・サイトマップ
ウェブサイトのディレクトリやページ構造などの情報をGoogleに送信する
・モバイルユーザビリティ
スマホページの有効ページ、エラーページの内容を確認する
・AMP
AMP化したページがインデックスされているか、またはエラーになっているか確認する

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