Googleアナリティクス

Googleアナリティクスとは

GoogleアナリティクスはGoogleが提供しているウェブサイトのアクセス解析が出来るサービス。GAと略して呼ばれる事も多い。

概説

Googleアナリティクスは、元々Urchinというウェブ解析ソフトで提供していたUrchin Software Corporationをグーグルが買収しスタートした。
当初はすべて無料のプランだったが2012年にアナリティクスプレミアムが誕生し一部有料サービス化したのち、同機能は現在ではGoogleアナリティクス360 Suiteに名称変更されている。無料版の場合は月間1000万ヒットまで、データが2年分のみ保存など制限はある。こうした細かな点に有償版にも優位性はあるものの、通常版でも機能としてはほぼ変わらず、そもそもアナリティクス自体が非常に優れたサービスのため多くのウェブサイトにて活用されている。

仕組み

GoogleアナリティクスはウェブサイトにトラッキングIDと呼ばれる計測用のタグを設定することでサイトに訪れたユーザーなどの情報を計測する。

計測できるデータとしてはウェブサイトに訪れたユーザーの数やページ内での閲覧時間、ページビュー、どのサイトを経由して訪問したか、訪問者はどの地域の人かなど詳細なデータが分かり、リアルタイムの訪問者の数やどのページに滞在しているか等、まで詳細に追う事が出来る。他では訪問者がPCなのかスマホなのか、や新規訪問者なのか再訪問者なのかなどあらゆる観点から検証が可能。

また、それぞれのデータは蓄積され、サマリーとしても単体でも確認が出来る他、さらに分析するためにダウンロードも可能。
なお、使用するためにはGoogleアカウントが必要になるため、もしGoogleアカウントを保有していない場合はGoogleアカウント(Gmailを開設する等)を作る必要がある。

各機能

Googleアナリティクスには以下のような機能が提供されている(2020年6月時点)。また、常に改善が図られており進化し続けている。

リアルタイム

訪問者が現在何人訪問してきているかを把握するセグメント。概要、地域、トラフィック、コンテンツ、イベント、コンバージョンなどのサブ項目が設定されており、リアルタイムで訪問してきている人の属性を確認することが出来る。

ユーザー

訪問した人を集計し属性ごとに分析することが出来る項目。概要、アクティブユーザー、ライフタイムバリュー(ベータ版)、コホート分析(ベータ版)、オーディエンス、ユーザーエクスプローラー、ユーザーフローなどのセグメントがあり、更にユーザー属性、インタレスト、地域、行動、テクノロジー、モバイル、クロスデバイス(ベータ版)、カスタム、ベンチマークなどが更に深掘りして調べられる。

集客

集客は主にどういった媒体やウェブサイトからサイトに訪問してきたかを調べるためのツールで、まとめとしての概要のセグメントの他、トラフィックの分類項目やソーシャル、広告、キャンペーンからの流入などの状況を調べられる。

行動

主にサイト内の訪問者のページ遷移や離脱などの状況を確認するためのツールで、概要、行動フロー、ウェブテストに加えてサイトコンテンツ、サイトの速度、サイト内検索、イベント、サイト運営者などの項目を深掘りして調査が可能。ユーザビリティーを高めるために現在のサイトの課題や問題点などを割り出すためにも使われる。

コンバージョン

サイト内で目標とした地点の計測から解析まで行うためのツール

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