浜勝とは
浜勝は株式会社リンガーハットが運営するとんかつ専門の外食チェーン店。株式会社リンガーハットは、長崎ちゃんぽんのチェーン店である「リンガーハット」がよく知られているが、リンガーハットの端緒となる「長崎ちゃんぽん」は1974年にはじまっており、とんかつ専門店の浜勝の方が早くに創業されている。
概説
浜勝は1962年に長崎で「浜かつ」としてとんかつ専門店をオープンさせ、会社名も当初の社名は浜かつで1973年に社名を株式会社浜勝と変更している。同じ企業が運営するリンガーハットが大きく成功して店舗を大きく広げたのに対して浜勝は徐々に拡大していく。
2016年には店舗ブランド名を「とんかつ濵かつ」に変更をしている。2018年には「長崎卓袱浜勝」を銀座にオープンし、これが関東で初の出店となっている。
浜勝は主に西日本でチェーン展開されており、本店は鍛冶屋町にある。浜勝とはファミリーレストランタイプの店舗が多いチェーン店だが、本店はそれとは違った内装となっており、大人がゆったりと食事ができる店内となっている。
とんかつ浜勝は現在100店舗を超える出店を行っている。宮城、熊本、佐賀、長崎、大分、鹿児島を中心に展開しており、その他に関東では東京、千葉、埼玉、神奈川に、岐阜、岡山、山口、広島、兵庫に出店をしている。東日本や北海道、沖縄では店舗展開はしていない。また、特別展としてデザートビュッフェを楽しめる店舗が東京と福岡にある。
特徴
浜勝はとんかつ専門チェーン店で、様々なとんかつメニューを販売している。その中でも定番メニューが濱かつランチになり、ロースかつとチキンかつに、味噌汁、千切りキャベツ、ご飯がセットになったメニュー。
他では昼特定食の人気が高く、メニューの内容は、ヒレか、オランダかつ、ロースかつ、味噌汁、千切りキャベツ、ご飯となっている。この内オランダかつは浜勝の名物になっている。
またとんかつ専門店だからといってとんかつしかメニューにないわけではなく、エビフライ、生姜焼き、鶏の唐揚げ、角煮、おしるこ、ミルクセーキなどのメニューも販売している。またファミリーレストランタイプの店舗が多いため、キッズメニューも用意されている。
他では地域・店舗限定のメニューもあり、その多くは鹿児島黒牛や黒豚を使っている等その地域ならではのメニューになっている。