阪神競馬場とは
阪神競馬場は兵庫県宝塚市にある日本中央競馬が開催される競馬場。最寄り駅が阪急電鉄今津線の仁川駅という所から競馬場を指す地域名として仁川と呼ばれる事もある。管理者は日本中央競馬会(JRA)となっている。
概説
阪神競馬場は戦前、戦後間もないころの混乱期を経て1949年に竣工された。以後長らく同じコースを使用していたが、2006年に改修され直線コースは外回りBコースにて476.3mとなり新潟競馬場に次ぐ長さとなった。また1600mコースも向こう正面の中ほどに設置されることになり、以前よりも有利不利が少なくなったとされる。
特徴
阪神競馬場の特徴は中山競馬場には及ばないもののゴール前にある1.8mにも上る坂になる。これにより最後の直線で失速するケースも見受けられる。また内回りと外回りでは直線の長さが117m前後異なる事から、コース形態により最後の直線の重要性が異なって来る。以前は直線の短さからレース結果に紛れが出るという意見もあったが新コースに変わってからはより実力馬の力が発揮されやすくなったと言われている。
芝コース
内回り
Aコース
発走距離:1200m、1400m、2000m、2200m、3000m、3200m(外・内)
一周距離:1689m
直線距離:356.5m
高低差:1.9m
Bコース
発走距離:1200m、1400m、2000m、2200m、3000m、3200m(外・内)
一周距離:1713.2m
直線距離:359.1m
高低差:1.9m
外回り
Aコース
発走距離:1400m、1600m、1800m、2400m、2600m、3200m(外・内)
一周距離:2089m
直線距離:473.6m
高低差:2.4m
Bコース
発走距離:1400m、1600m、1800m、2400m、2600m、3200m(外・内)
一周距離:2113.2m
直線距離:476.3m
高低差:2.4m
ダートコース
発走距離:1200m、1400m、1800m、2000m、2600m
一周距離:1517.6m
直線距離:352.7m
高低差:1.6m
主な競走
グレード | レース名 |
---|---|
GI | 大阪杯 |
桜花賞 | |
宝塚記念 | |
阪神ジュベナイルフィリーズ | |
朝日杯フューチュリティステークス | |
GII | チューリップ賞 |
フィリーズレビュー | |
阪神大賞典 | |
阪神牝馬ステークス | |
セントウルステークス | |
ローズステークス | |
神戸新聞杯 | |
阪神カップ | |
GIII | 阪急杯 |
毎日杯 | |
アーリントンカップ | |
アンタレスステークス | |
鳴尾記念 | |
マーメイドステークス | |
シリウスステークス | |
チャレンジカップ | |
J・GII | 阪神スプリングジャンプ |
J・GIII | 阪神ジャンプステークス |
施設情報
名称 | 阪神競馬場 |
---|---|
開場 | 1949年12月3日 |
開門時間 | 9時00分~(混雑状況などにより変更あり) |
住所 | 兵庫県宝塚市駒の町1-1 |
アクセス | 阪急電鉄今津線仁川駅徒歩5分 |