電子・加熱式タバコ

電子・加熱式タバコとは

電子・加熱式タバコは従来の火を用い燃やすタイプのタバコでは無く、電子機器を使って差し込んだタバコを熱する事で出来たエアロゾル(霧状)を吸うタイプのタバコ。日本では主にタバコ葉を使う加熱式の製品が主流であるが、他国ではタバコ葉も使わない成分が溶け込んだ液体を加熱し吸うvape(ベイプ)のような製品もあり、そうした製品については電子タバコと呼んでいる。

概説

日本における電子・加熱式タバコは2015~2016年にフィリップモリスが販売したiQOS(アイコス)が人気を呼び一気に普及することになる。iQOSの人気を受けてJT(日本たばこ産業株式会社)がプルーム・テックをブリティッシュ・アメリカン・タバコがglo(グロー)を発売し市場は拡大している。なおアメリカではJuulラボ社が開発しているJUUL(ジュール)と呼ばれる電子タバコが流行しており、若者中心に広まりを見せている。
また2019年には、インペリアル・ブランズ・ジャパン株式会社からPULZE(パルズ)と呼ばれる新たな加熱式タバコ製品がリリースされている。

特徴

電子・加熱式タバコは火を使わずに加熱してエアロゾルを出すため、デバイスが爆発するなどの事が無い限りは、従来のたばこで見られたような火災などにつながる危険性は極めて少ない。また使用後に灰などが飛散することも無いため、衛生面においても従来のタバコに比べ優れていると言える。またiQOS、プルーム・テック、gloの各製品でいえばiQOSのみ連続で吸う事が出来ない仕様となっていたが、アイコス3のバージョンよりこの課題はクリアされた。

各製品に対応するタバコ銘柄は以下の通り
iQOS:マールボロ
プルームテック:メビウス、ピアニッシモ
glo:KENT
PULZE:アイディー(iD)

問題点

電子・加熱式タバコは普及してからの期間が短くどういった健康被害が発生するか不明瞭な点があることを懸念されている。またこれは受動喫煙に関しても同様で、危険性の見解は別れ議論は尽きない。
また気軽に吸える、クールであるというようなイメージが若者の喫煙人口を増やしてしまうのではないかという点は危惧されている。こうしたイメージによる拡散を懸念してか世界保健機関(WHO)は完全に有害なものとしており、規制を求めている。またアメリカなどではJUULを始めとした電子タバコが10代に普及しており、これを問題視したトランプ大統領が販売禁止を検討するように各機関に提案するなど規制が強まっている。

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