広島広域公園陸上競技場

広島広域公園陸上競技場とは

広島広域公園陸上競技場は、広島県広島市安佐南区大塚西にある陸上競技場でJリーグクラブチームサンフレッチェ広島の本拠地として使用されているスタジアム。

概説

広島広域公園陸上競技場は公益財団法人広島市スポーツ協会が指定管理者として運営している。
スタジアムのアーチ状の屋根にちなみ「広島ビッグアーチ」が愛称となっている。
広島市が2012年にスタジアムは命名権を募集したことにより、現在は「エディオンスタジアム広島」が呼称となっている。Jリーグ公式による略称は「Eスタ」。

スタジアムは1992年に広島市北西部の山間部に整備された広島広域公園に建設された。広島広域公園はアジア競技大会および国民体育大会(ひろしま国体)の主会場として整備された公園であり、本スタジアムではリハーサルとなるAFCアジアカップ1992が開催された。

AFCアジアカップ1992以降においては1993年に2002年に招致を進めていたFIFAワールドカップの開催候補地として立候補した。当初は開催が確実とされていたものの、改修費の140億円に対して試合数が3試合しかないために投資費用に見合った効果が得られないと判断し、改修を見送ったことで候補地から外れた。

その後1998年には1億円の費用を掛けて芝生の全面を改良、2007年にはすべてのJリーグの主催試合を本スタジアムで開催するようになっている。
2009年には2020年夏季オリンピックのサッカー競技を誘致する計画を発表。また併せて同年には2018/2022年FIFAワールドカップ日本誘致構想が明らかとなったが、オリンピックに専念するために開催地立候補を見送っている。

収容人数

広島広域公園陸上競技場 は当初5万人を収容できるスタジアムであったが、Jリーグから快適性に関する通達があり、席数を絞っていった結果、席数は34450席となっている。また、座席に関してもアジアサッカー連盟がAFCチャンピオンズリーグの基準として5000席の背もたれ付き席の設置を義務付けたため、2019年にバックスタンド中央下部の座席が背もたれ付き席となっている。また屋根はメインスタンド側にしかないため、バックスタンド側は天候の影響を受けることになる。  

アクセス

スタジアムへのアクセスに関してはJR新白島駅からアストラムラインで最寄駅の広域公園前駅まで向かい、そこよりアクセスが可能。またJR広島駅や横川駅から直行バスなども出ている。

施設情報

正式名称
住所 広島県 広島市安佐南区大塚西5-1-1
アクセス JR横川駅からバスで20分
アストラムライン広域公園前駅徒歩5分
収容人数 35,909人
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