インフィールドフライ

インフィールドフライとは

インフィールドフライ(Infield fly)は野球の試合において打者の放った打球がフェアゾーンに飛び、その飛球が容易に捕球出来ると判断された際に審判が打者に対してアウトと宣告するルールのこと。審判より宣告された時点で打者はアウトになり、その後何らかの影響で守備側が落球したとしても打者はアウトになる。

概説

インフィールドフライは走者がいる状況で上がった打球をわざと落としてダブルプレー、あるいはトリプルプレーを行うことを阻止するために規定されているルール。またインフィールドフライはあくまでも攻撃側が進塁のルールなどにより不利益を被らないために設計されており、ルール自体はアメリカで1895年に生まれ、1901年に現行のルールとして規定されたのち、1904年にはライナーを、1920年にバントを対象から除外するルールがそれぞれ追加されている。

特徴

 
インフィールドフライはノーアウトまたはワンアウトの状態でランナーが1塁と2塁、または満塁のいずれかにいる場面で適用され、それ以外の場面では適用されない。例えばノーアウトランナー1塁などの場合は仮にわざと落球をしたとしてもバッターが普通に走塁していれば1塁でアウトになる可能性は少なく、2塁へのフォースアウトのみで済む。そのため1塁のみランナーがいるケースではインフィールドフライは行われない。

適用されるタイミングとしては打球が内野手の頭上に高く打ち上がり、守備選手が捕球体制に入ったタイミングが多い。また、インフィールドフライを審判が宣告したあともプレーはインプレー中となり継続される。なお、ルール上タッチアップは可能だが、守備側が補給した場合は一度帰塁しなければならないため宣告後に次の塁を狙いに行くプレーが成功する可能性は低い。

なお、似た場面で適用される可能性がある規則としては故意落球があるが、インフィールドフライの場合は明らかに補給できるフライが対象(バントおよびライナー性の打球はインフィールドフライとは見なされない)となり、また審判による宣告があるため判別することは容易い。

インフィールドフライは審判による宣告の時点でバッターはアウトになるが、万が一宣告後に打球が風邪などに煽られてファウルゾーンに落下した場合はアウト宣告は無効になり、通常のファウルとして処理される。

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