国立競技場

国立競技場とは

国立競技場は、東京都新宿区にある陸上競技場で、2020年東京五輪のメイン会場として造られた。運営主体はJSC(独立行政法人日本スポーツ振興センター)。竣工日は2019年11月30日で最初のイベントとしては「国立競技場オープニングイベント 〜HELLO, OUR STADIUM〜」が2019年12月21日に行われている。

概説

国立競技場は元々同じ名称かつ前回の東京五輪(1964年開催)時に建築されていた競技場で、2回目となる東京五輪を実施するにあたり、既存の国立競技場施設の老朽化や施設利用者のニーズの変化への対応等が五輪開催前から問題となっており、招致が決定した事により新しく建て替えられる事になった。

建て替えに関しては最初に決定していたイギリスの建築会社ザハ・ハディド・アーキテクトの案が、高額な費用になる事などから批判が相次ぎ、最終的にザハ案は中止となり、のちに大成建設・梓設計・隈研吾のチーム案が採用される事になった。新しく採用されたデザインコンセプトは杜のスタジアムという名称で、その名の通り木材を多く使用した設計となっている。

ちなみに、ザハ案が新国立競技場の国際デザイン・コンクールにて最優秀賞を獲得したのは2012年11月15日で、実際に東京オリンピック招致が決定したのは2013年9月7日である事から国立競技場の改修(再建)構想自体は招致決定以前から進んでいたという事になる。

特徴

国立競技場は木を多く取り入れた設計になっており、47都道府県から杉を集め、それらの杉は生産された都道府県の方角に配置されている。
また外観にはお寺の五重塔からインスパイアされた庇(ひさし)が設置されており、最上位には空の杜と呼ばれる散歩道が整備されている。

観客席は竣工時点では60000席となり、スタンドは3層で構成されている。スタジアムの高さは約47mで、全体の大きさとしては南北に約350m、東西に約260mのサイズとなっている。また、南北のスタンドに大型のビジョンが設置され、階層の合間にはスタジアムを一周するリボンボードも設置されている。

国立競技場が使用される主なイベントとしては陸上競技、サッカー、ラグビーといったスポーツが挙げられるが、屋根が密閉式ではないため騒音などの観点からコンサートなどがどこまで行えるかは未知数(過去の国立競技場では行われていた)で、また五輪後には改修する構想が当初あったものの、費用がかさむことから改修は行わないという報道などもあり、五輪後の施設の在り方や運営方法についてはまだ未確定の要素も多い。

施設情報

正式名称 国立競技場
住所 東京都新宿区霞ヶ丘町10-1
アクセス JR千駄ヶ谷駅から徒歩5分
都営大江戸線国立競技場駅から徒歩3分
収容人数 約60000(席数)
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