ロット(金融)

ロットとは

ロット(Lot)は売買を行う際の単位のことで、何らかの製品一つにつき幾つの数を設定するかを決め、そのまとまった数量で構成された一つの物のこと。

概説

ロットは一つの商品や製品を構成する対象物を幾つにするか設定する。例えばタバコは20本で1箱(1ロット)になり、雪見大福は2つで1ロットになる。
FXにおけるロットも同様で、FXで目にする機会の多いLotとは最小取引単位になり、各FX会社が設定したロット以下での取引は出来ない。

仮にFX会社が1ロットを1万通貨と設定している場合、最小取引単位は該当する通貨ペア x 10,000になり、それ以下での、例えば500通貨単単位での取引は出来ない。
さらにこのロットは取引を行う通貨ペアによって同一のFX会社内でも異なるケースがある。例として米ドル円の場合は1万通貨を1ロット、新興国通貨を10万通貨で1ロット等。
そのため、注文を行う際には対象の1ロット数は何通貨にあたるのか、金額は幾らかをチェックする必要がある。

FXにおいて注文時にロットで行う理由としては、管理し易さに加えて、実数値入力だと0が多いため入力ミスによる誤った注文を減らすという側面もあり業界で慣用的に用いられている。

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