証拠金(金融)

証拠金とは

証拠金(Margin)は何らかの契約を行う際に、その履行の約束を担保するために相手に対して事前に納めるお金のこと。一般的に先物取引やオプション取引で用いられる事の多い用語で必要証拠金とも呼ばれることが多い。

特徴

証拠金は様々な契約において取り入れられている仕組みで、FXに関してはレバレッジ取引を行うために導入されている。
FXでは預け入れた金額に応じてx倍(FX会社によって異なる)の金額を動かす事が出来るようになる。ただし、一定の証拠金を維持する条件が課されていることが多く、含み損が膨らんだ際には追加入金などを行い、その率を維持しなければ、設定されたロスカットルールにそって強制決済され、損失が確定してしまう。

なお、FXにおける証拠金額は2020年2月時点では取引金額における4%以上の証拠金を預け入れる必要があり、例えば100万円分の取引を行う場合(1ドル100円時の1万通貨取引等)は4万円が必要になる(※レバレッジ倍率が25倍の場合)。但し、前述した通り多くのFX会社ではロスカットのルールが設定されているため、4%ピッタリの証拠金で取引を行うユーザーは少なく、それよりも多めに入金して取引を行う人が殆どになっている。

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