明治神宮野球場

明治神宮野球場とは

明治神宮野球場(めいじじんぐうやきゅうじょう)は東京都新宿区の明治神宮外苑にある野球場で、阪神甲子園球場と並び野球の聖地とされている野球場。主に東京六大学野球や東都大学野球の舞台として、またはプロ野球チームである東京ヤクルトスワローズの本拠地として長年使用されている。なお、所有者は明治神宮になり1926年に建設されている。

概説

明治神宮野球場は1926年に開場した球場で、当時より人気の高かった早慶戦を中心に多くの観客を集めた。その後収容人員の拡張を図るなど、長い歴史の中で幾度となく改修を繰り返し現在に至っている。
長らくアマチュア野球の聖地であった神宮球場は1962年に東映フライヤーズ(現在の北海道日本ハムファイターズ)が使用を開始し、その後1964年からは東映フライヤーズに代わり国鉄スワローズ(現在の東京ヤクルトスワローズ)が使用するようになった。現在はそのままスワローズが本拠地として使用している。

明治神宮野球場の特徴

明治神宮野球場は両翼97.5m、センターが120mと比較的小型の野球場になりホームランが出やすい球場になる。ちなみに2007年までは両翼の長さは91m程度しかなかった。また収容人員は建設当初は3万人に届かなかったが、現在では30,969人となっている。
他では明治神宮野球場ではロングパイル人口芝が導入されている。これは天然芝に限りなく近い人口芝になり選手の足腰への負担などが考慮されているため選手としても試合がしやすい野球場だと言える。

スタンドは、ボックス型のpontaドリームシート、2名用のpontaペアシート、4名掛けテーブルのマイナビシート、クッションやカップルホルダーが設置されている外野席側のPeachヒップバーシート、サイドーテーブルが設置されている環境ステーションシート、車椅子のままでも観戦できる車椅子席など、要望に応じてさまざまな座席があり工夫がしてある。

また、明治神宮野球場では無料Wi-fiが利用出来る点など設備が充実しており、子連れに便利な授乳席や、喫煙所、車椅子用のお手洗い、有料にはなるがコインロッカーなど、どんな人がきても楽しく観戦できるような設備が整えられている。また、8月には花火大会のメイン会場にもなり、コンサートなどのイベント会場としても利用されている。

施設情報

正式名称 明治神宮野球場
住所 東京都新宿区霞ケ丘町3-1
アクセス 東京メトロ銀座線外苑前駅徒歩5分
JR信濃町駅 徒歩12分
JR千駄ヶ谷駅徒歩15分
都営大江戸線国立競技場駅徒歩12分
収容人数 31,805人
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