ミニバン

ミニバンとは

ミニバンとは、元々アメリカの自動車のカテゴリーであるフルサイズバンより小さいことから、ミニバンという名称がついた。ただし日本ではアメリカの事情はそのままは当てはまらず、日本でのミニバンはワンボックスカーから派生したものであり、日本独自の様々な特徴が採用されている。

概説

 
ミニバンのコンセプトが世界で初めて登場したのは、1974年頃のアメリカの自動車業界になる。当時ミニバンを提唱したのは、自動車メーカーフォード社の社長だったリー・アイアコッカ氏だと言われており、彼が提唱した理由はこの時代のフルサイズバンに対するアメリカのユーザーの不満が高くフルサイズバンに変わる新たなニーズがあったからだと言われている。
その後フォードからクライスラー社に移籍したリー・アイアコッカ氏は1983年に世界初のミニバンといわれるダッジ・キャラバンの発売に成功する。また日本で初めて「ミニバン」というワードが登場したのは1990年代頃と言われている。日本でのミニバンの誕生の過程は、元々商用貨物車バンから乗用車仕様に設計されたワンボックスカーの登場、そこからさらに派生したのが現在のミニバンとなる。
さらに現在日本でミニバンがワンボックスカーを凌いで主流になった理由は、1994年4月以降発売の新車からフルラップ前面衝突試験の合格が義務化され、小さなボンネットが設けられているミニバンでないと合格が厳しくなったことが大きく関係する。

特徴

日本で発売されているミニバンには様々な特徴がある。ミニバンは、商用貨物車バン、ワンボックスカー、ミニバンという流れで進化してきた一連の歴史があり、現在のミニバンは、大人数の人たちが安全に快適に目的地への移動を実現する為にあらゆる機能と装備が搭載された車ということが言える。
ミニバンのエクステリア(外観)の特徴は、真横から見るとワンボックスカーのような長方形ではなく、ボンネットが少し全面に突き出したデザインが特徴になる。ミニバンのボンネットが全面に突き出している理由は、衝突時の衝撃を吸収するための構造「クラッシャブルゾーン」が採用されていることが挙げられる。これによりベース車のワンボックスカーよりもミニバンは大幅に安全性能が向上している。
またミニバンは、ドライバーが高い視線から左右を見渡せ、安全に運転しやすいという特徴もある。さらにミニバンは乗員の乗り心地が良くなるように室内空間が設計されている。床が低く乗り降りがラクで、足元が広く天井も高く左右に圧迫感がない。
ミニバンは荷物もたくさん積む事が出来るため特に家族でのレジャーや旅行にその能力を発揮する。また以前のミニバンは高速走行には向いていない車だったが、専用タイヤや足回りを大幅に改善したことから、今や逆に走行性能に対する評価が高い車に位置付けられている。専門家の評価によると、一部のミニバンは現在はスポーツカー並みの足回りに向上したといわれている。

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