モリンガとは
モリンガ(Moringa oleifera Lam.)はワサビノキという名称で知られるワサビ科の植物。インドが原産と言われ、日本では沖縄などでも栽培されている。
概説
モリンガは前述の通りインドが生産量として大きく、アフリカや東南アジア、中南米など熱帯・亜熱帯の気候の地域にて栽培されている。
モリンガ自体は古くから治療なども含めて漢方薬として活用されていたが、近年では栄養価の高さが注目され、健康ブームの時代背景も後押ししサプリメントなどで提供されるようにもなっている。
特徴
モリンガは成木になると高さが10mを超え、直径は30cm以上にも成長する多年生植物で、花や果実を付ける。商業用として利用されるのは葉が食用として、種がオイルやサプリメントなどを生成するために活用される。ただし根や茎なども食用として活用することが可能で、あらゆる部位を食すことが可能。
もっとも多く活用されるのは葉で、含まれる栄養としてはビタミン、カルシウム、たんぱく質、ポリフェノールなどが豊富に含まれており、栄養価の高いスーパーフードと称されることもある。そのため発展途上国などでは栄養補助食品としての側面もあり、炒めるなどして直接調理したり、カレーなどに混ぜたり、ジュースに葉の粉末を混ぜたりと様々な形で活用される。