マザー2

MOTHER2 ギーグの逆襲とは

MOTHER2 ギーグの逆襲(以下、マザー2)は1994年に任天堂より発売されたスーパーファミコン用のRPGゲーム。

概説

マザー2は前作MOTHERの第二弾として1994年8月27日に発売され、木村拓哉氏を起用したCMやプロデューサーである糸井重里氏が落とし込んだ独特の世界観が話題となり大ヒットした。

なお、本作は制作の過程において開発進行が難航していた際に、開発を担当していたHAL研究所の社長でもあった岩田聡氏が途中まで進行した物を一からやり直すという決断をしており、そのおかげで素早く完成したという逸話がある。

また、海外での展開に関しては北米版が1995年6月に発売され、タイトルは「EARTHBOUND」という名称でリリースされている。これは続編であるということを伝えないためであったとされ、この経緯を後日知ったファンの中にはMOTHER1のことをEARTHBOUNDゼロと呼ぶ人もいる。日本では大ヒットを記録していた同作品だが、北米市場においてはあまり取り上げられることは無く、カルト的な人気を博していた。

その後、2000年以降にじわじわと口コミで評判が広まり、インターネットにより情報が広く知れ渡ることで人気が爆発した。また近年においても2017年9月に発売されたSNES Classic Editionの内蔵ソフトに選出された(日本版であるニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンには含まれていない)こともあり、オールドクラシックゲームとして世界中の多くの人がプレイするようになった。

なお、本作は北米市場において発売当初は大きな評価を得てはいなかったものの前述した通りカルト的な人気を博しており、熱狂的なファンダムを生み出している。彼らは独自のコミュニティを構築している。

ちなみに本作と前作であるMOTHERは2003年6月に任天堂アドバンス用のソフトとしてMOTHER1+2としてもリリースされている。

特徴

マザー2は舞台としてそれまでRPGの主流であった中世の舞台ではなく、199X年が設定されており、自転車やバスといった乗り物、スケボーで街を歩く人々、薬局やホテルにあるATMなど、登場する人物や建物、道具なども同様に現代的な設定になっているのが最大の特徴。ちなみに武器も他のゲームで多い剣やライフルなどでは無く野球バットやフライパン、パチンコなどが採用されている。

また、それまでのRPGにおいては敵の姿が見えず、突然遭遇してバトルが始まるスタイルが多かったが、マザー2では敵に追いかけられて触られるとバトルが始まるシステムになっている。なお、その際に背後を取られてしまうと相手が先制攻撃のチャンスとなり、逆に敵の背後を取ると自身が先制攻撃のチャンスでバトルが始まる。また、レベルが上昇すると弱い相手と戦う際に、バトルシーンが省略され自動的に勝つ仕組みにもなっている。

戦闘システムでは、相手の攻撃を受けた際にすぐに受けたダメージがHPに反映されるわけではなく、HPのカウンターメーターが動いて少しづつダメージが加えられるシステムになっており、メーターが動き切る前に回復することができれば致命的な攻撃を受けても回復出来るようになっている。

影響

マザー2は国内外において大きく評価され影響を与えた作品で、多くのフォロワーが存在する。日本においてはクリエイターを中心に多くの著名人が影響を受けた作品として同作品を挙げる人が多く存在し、海外においてもUndertaleの製作者でもあるトビーフォックス氏などをはじめ多くのファンが存在している。なおトビーフォックス氏は、マザーのファンコミュニティに参加しており、コミュニティ内でできた友人などを通じて最終的にUndertaleの制作に繋がったと述べている。

他では海外のファンダムであるStarman.netでは任天堂のアメリカ支部に対してマザー3の制作を願う嘆願書を作成し送付するなど活発に行動していた。

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