ネズミとは
ネズミ（鼠）は哺乳類の齧歯動物。日本語では異なる呼び名が無いが英語では大型のサイズのネズミをラット（rat）、小型のサイズのネズミをマウス（mouse）と呼んでいる。
概説
ネズミの起源には諸説あるもののハッキリとしない。ただ東南アジアで発生し、その後全世界に広まったとする説がオックスフォード大学が出版する資料に掲載されていたりする。
現在では50を超える固有種が見られ、繁殖能力も高いため南極大陸を除く全世界に分布して存在している。生息地としては森や平原だけではなく、家屋などにも見られるため、特に都市部では多くのネズミによる被害が後を絶たない。
特徴
ネズミの多くは100g前後～240g前後の体重、体長は17センチ～21センチ前後のサイズになり、尖った頭と大きな目を持ち伸び続ける門歯を持つ。ちなみにネズミは歯を適宜削ることで伸び続けないようにしている。
ドブネズミに関して言えば3か月程度で繁殖が可能となり、春と秋が繁殖の季節となる。子は最大で12匹程度産むことが可能だが平均すると8~9匹産み落とされる。
食物に関して言えばクマネズミは人が口にする穀物を多く摂取する一方でドブネズミなどは肉性のものを好んで食べる。寿命に関してはオスよりメスが長く生きるが多くは1年間程度でしか生きることが出来ない。
なお日本に生息するネズミは前述したドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種が一般的となる。