Z7とは
Z7は株式会社ニコンが製造するフルサイズのデジタルミラーレスカメラで、2019年9月時点ではニコン製のミラーレスデジタルカメラとしては最上位の機種にあたる。
概説
Z7はNikonのミラーレスカメラのシリーズであるZシリーズの一つとして2018年9月28日に発売された。その後2019年11月23日により価格が手ごろなZ6も販売されている。zシリーズはそれまで一眼レフデジタルカメラを製造してきたNikonが初めて手掛けたミラーレスカメラという事で注目が集まった。ミラーレス市場は先行しているソニーやキヤノンがシェアを伸ばしており、今後の展開も含めてミラーレスにかかる期待は大きい。
機能・性能
性能としては有効画素数が4575万画素となりZ6の2450万画素を大きく上回っており、d850とは同等である。またISO感度は64-25600となっており、これはZ6のISO感度が100-51200である事を考えると高感度には弱いが、より質の高い写真の撮影には適している。なおこれはd850とは同等の数値になっている。
また高速連続撮影は1秒当たり約9コマとこれまた1秒当たり12コマのZ6を下回っているが、画素を考慮すると仕方が無い点だと言える。手ブレ補正性能は対比されやすいD850がレンズでの対応のみなのに対してZ7ではカメラボディー内の手振れ補正機能が搭載されている。
またモニターはチルト式で上下方向に稼働する液晶モニターが採用されている。
動画機能は4Kに対応し(UHD 30p)、フルHDでは120pにも対応している。その他ではwifi機能も搭載しているため、外出先でのスマホへの主力なども容易に行える。なお本機では2019年5月16日にファームアップを行い瞳AF機能が実装されている。