ノーザンファーム

ノーザンファームとは

ノーザンファームは北海道勇払郡安平町にある競走馬の生産・育成・調教を行う牧場で日本を代表する牧場の一つ。1994年に社台ファームが分割することになり社台ファーム早来からノーザンファームと名称が変更された。代表は前身となる社台ファームの創設者である吉田善哉氏の息子である吉田勝己氏。なお体験型のテーマパークであるノーザンホースパークは別施設となるため注意が必要。

概説

社台ファームは古くから日本の競馬界を牽引するトップファームであったが代表の吉田善哉氏が亡くなり、その後を兄弟がそれぞれ独立し受け継ぐことになった。その際に前述した社台ファーム早来がノーザンファームとなり、社台ファーム千歳が社台ファーム、遅れて追分ファームが開設され三兄弟が代表になった。

社台ファーム早来時代よりアンバーシャダイ、サクラバクシンオー、ベガ、エアグルーヴなど活躍馬を輩出していたが、ノーザンファームとしては更に上回るペースで一流馬を生産し続け国内外のありとあらゆるビッグレースを制覇している。成績としてはノーザンファームは2021年まで11年連続でリーディングを獲得するなど他の追随を許さず、圧倒的な存在感を示している。

育成過程に関しては仔馬は離乳後以降はノーザンファームイヤリングに移り、1歳の夏以後はノーザンファーム空港牧場やノーザンファーム早来で競走馬になるための本格的なトレーニングが行われる。

近年では潤沢な資金を背景に設備投資を行っており、屋内800mの直線坂路コースや屋内900mの周回コースなどトレセン並みの施設を保有している。

またノーザンファーム以外にも育成・調教に特化したノーザンファーム空港牧場や福島県天栄村にあるノーザンファーム天栄、滋賀県信楽町にあるノーザンファームしがらき等競走馬のトレーニングセンターを開設しており、仔馬から現役の競走馬の休養・調教まで行っている。

この施設は既存の中央にある調教施設より良い環境と囁かれ、ここで調教を積み、レースに出走できる状態に仕上げてから厩舎に戻しているのではと言われる程で、その事を称し外厩と呼ばれてたりもする。

なお、ノーザンファームは2018年に年間162億1150万1000円の獲得賞金を上げており、2位の同じ社台グループである社台ファームが63億4538万8000円という事を考えると正に突き抜けた成績を残している。なお、2019年は更に169億3611万円と獲得賞金を積み上げている。

関連施設

・ノーザンファーム
・ノーザンファーム空港
・ノーザンファームYearling
・ノーザンファーム天栄
・ノーザンファームしがらき

主な生産馬(一部抜粋)

ノーザンファーム生産の主な活躍馬は以下の通り

アーモンドアイ
アヴェンチュラ
アエロリット
アドマイヤグルーヴ
アドマイヤジュピタ
アドマイヤドン
アドマイヤベガ
アドマイヤマーズ
アドマイヤマックス
アドマイヤムーン
アドマイヤラクティ
アドマイヤリード
アパパネ
アルアイン
アルフレード
アロンダイト
アンライバルド
インディチャンプ
ヴァーミリアン
ヴィクトリー
ヴィブロス
ヴィルシーナ
エピファネイア
エフフォーリア
オウケンブルースリ
オレハマッテルゼ
カネヒキリ
カレンブラックヒル
カンパニー
キングカメハメハ
グランアレグリア
グランプリボス
クリソライト
ゴールドドリーム
ゴルトブリッツ
サートゥルナーリア
サトノアラジン
サトノクラウン
サトノダイヤモンド
サリオス
シーザリオ
ジェンティルドンナ
シャフリヤール
ジャングルポケット
シュヴァルグラン
ジョワドヴィーヴル
シンハライト
ステルヴィオ
スリープレスナイト
スワーヴリチャード
ソダシ
タイセイレジェンド
ダノンファンタジー
ダノンザキッド
ディアドラ
ディープインパクト
デルタブルース
トゥザヴィクトリー
ドゥラメンテ
トーセンジョーダン
トーセンスターダム
トールポピー
ネオリアリズム
ノームコア
ハープスター
フィエールマン
ブエナビスタ
フサイチパンドラ
フサイチリシャール
ブラストワンピース
ブラックエンブレム
ブルーメンブラット
マカヒキ
マリアライト
ミッキーアイル
ミッキークイーン
ミッキーロケット
メジャーエンブレム
ユートピア
ラインクラフト
ラヴズオンリーユー
ラキシス
ラッキーライラック
ラブリーデイ
リアルインパクト
リアルスティール
リオンディーズ
リスグラシュー
ルーラーシップ
レイデオロ
レインボーライン
レーヴディソール
ローズキングダム
ローブティサージュ
ロジユニヴァース
ワグネリアン

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