小笠原諸島

小笠原諸島とは

小笠原諸島は、東京都小笠原のある島で、2011年6月にフランスのパリで行われた第35回ユネスコ世界遺産委員会にて、自然世界遺産に登録された。

概説

『小笠原諸島』は、1593年に信州深志(※現在の長野県松本市)の城主である小笠原貞頼が発見したことが始まりと言われている。小笠原諸島の昔の定住者は、日本人以外にも欧米人やハワイ人も住んでいた。大正時代から昭和時代初期の小笠原諸島は、亜熱帯性気候を生かした農業や漁業が盛んであり、人口も7000人を超えるなど、最盛期を迎えていた。しかし、太平洋戦争が始まったことにより1944年には、島民のほとんどが強制疎開させられた。その後日本が敗戦したことにより、小笠原諸島は長い間米軍の統治下に置かれることとなる。1968年、小笠原諸島が日本に返還されて、ようやく島民の帰民が許されるようになったのだが、長い期間帰れなかった為、内地での生活を選んだ島民も多かった。そして1979年に村政が確立されたことにより、新たな村づくりが始まった。自然の豊かさや島独自の生態系などが認められたことにより世界自然遺産にも登録されて、今もなお多くの人々が小笠原諸島に訪れている。

小笠原諸島の特徴

東洋のガラパゴスとも呼ばれている『小笠原諸島』には、約2500人の島民が暮らしている。自然世界遺産に登録されたことにより、小笠原諸島への注目度が高まり多くの観光客が訪れるようになった。しかし、小笠原諸島に行く為の手段は船のみであり、1週間に1往復しかしていない為、訪れる際は注意が必要である。

また、小笠原諸島は東京都ではあるが、東京都から1000km離れているので、船の所要時間は約25時間である。

小笠原諸島は30程の島々があり、『父島』『母島』『兄島』『姉島』『妹島』などがあるが、一般の人が暮らしているのは父島と母島のみである。小笠原諸島の中心的存在とも言える父島には、絶景スポットとしても有名な『長崎展望台』や透明度の高い海が楽しめる『大村海岸』などがある。父島の無人島である『南島』は島全体が天然記念物に指定されており、息を呑むほどの絶景を見ることができる。南島に行くためにはガイドの同行必須であり、1日100人までしか入ることができない。

また、父島のメインストリート周辺には飲食店や宿も多いため、観光客も過ごしやすい島である。母島は、人口約500人の島であり、自然溢れる穏やかな時間を過ごしたい人に適している。集落から近い場所にある『脇浜』や トレッキングが楽しめる『乳房山』などがある。父島の二見港より約2時間で行くことができる。

アクセス
東京湾竹芝客船ターミナルより船(おがさわら丸)→約25時間

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