Origami Pay

Origami Payとは

Origami Payは株式会社Origamiが運営するキャッシュレス決済サービスである。消費者がスマホからキャッシュレスでものを購入するいわゆるスマホ決済のサービスだけでなく、法人向けのサービスも充実しており、初期導入手数料が0円でスマホやタブレット、PCなどを用いて簡単に導入できることから個人のお店などでも使われていることが多い。
他のスマホ決済サービスが2018年から2019年にかけて始まった中、Origami Payは2015年より運用が開始されており、キャッシュレス決済サービスの先駆けともいわれている。※2020年1月23日に同じくスマホ決済サービスを手掛けるメルペイがOrigami Payの買収を発表した。Origami Payのサービスはメルペイに統合される。

概説

Origami Payを使用するためには、まずアプリをダウンロードし、メールアドレス・電話番号・氏名などの登録を行う。
Origami Payで買い物をするには銀行口座を登録してチャージする方法と、クレジットカードもしくはデビッドカードを登録する方法の2種類である。
決済方法は相手にスマホ画面上のバーコードを見せて支払うバーコード決済と、お店側のQRコードを読み取って支払いを行うコード決済があるが、他のスマホ決済サービスと違い、お店からタブレットで表示されるQRコードには支払う金額も含まれているので、購入者が支払い金額を入力する必要がない。このため、購入者はQRコードを読み取るだけで支払いが完了し、店側は金額の入力間違いなどによるトラブルが回避することができる。
また、Origami Payには商品の代金を支払う以外にも、Origami Pay登録者同士の送金や請求、および指定銀行口座への出金を行う機能がある。なお、入金(チャージ)や送金の際には手数料がかからないが、出金の際は220円(税込)の手数料がかかるため注意が必要。

Origami Payの特徴

Origami Payの大きな特徴の1つとして、「ポイント還元を一切行っていないこと」が挙げられる。Origami Payは後々付与されるポイント還元よりも、支払い時に即時に割引されるサービスを提唱しており、その機能として「クーポン割引」と「店舗割引」がある。
「クーポン割引」はOrigami Payで得たクーポンで商品が割引されるもので、支払い時に有効なクーポンを選択することで適用される。クーポンの入手方法は、Origami Payのメッセージ画面に届いたメッセージから入手する方法と、店頭などでQRコードをスキャンして入手する方法の2種類がある。
一方「店舗割引」は店舗ごとに割引が設定されており、該当店舗でOrigami Payを用いた支払いを行うことで自動的に割引される。店舗割引が行われている店舗は、Origami Payホーム画面の「地図からお店を探す」機能で見つけることができる。

免責事項

用語集ドットコムでは記事の内容が正確であるように努めておりますが、掲載されている情報はその内容を保障するものではありません。そのため当サイトの情報やその利用によって発生する損害・損失に対しては一切の責任を負いかねます。また、利用に際してはこの免責事項に同意するものとみなしますのでご理解ください。

コメントを残す