pips(ピップス)とは
pips(percentage in point)は為替レートにおけるの値の最小単位のことを指す。
概説
pipsの価格は通貨ペアにより異なり、例えば米ドル円の場合は0.01円(1銭)になり、ユーロ米ドルの場合は0.0001ドル(0.01セント)になる。
単純に言えば日本円が関係するドル円やクロス円に関しては1pipsは0.01円(1銭)で考え、それ以外の通貨ペア、例えばユーロドルやポンドドル等の場合は1pipsは0.0001通貨で考えることが出来る。
特徴
FXにおいて価格、例えばドル円の場合は100.89といったように少数点以下を算出して表示される。
100pips=レート1円分のため殆どは少数点以下を説明するためにpipsという表現を使うが、200pips(レート2円分)というように用いる人もいる。
1pipsの価格は予め把握することは可能だが、実際に取引を行う際には取引単位により1pipsによる利益は変動する。
例えばドル円の取引において1ドルが100円の際に10pips値が動き利益を得た場合、取引通貨単位が1万通貨の場合は、1万×0.1円の動きのため利益は1000円になり1pipsあたりの価値は100円。
この時、仮に10万通貨を取引していた場合は10万×0.1円の動きのため利益は10000円になり1pipsあたりの価値は1000円となる。
(ドル円、クロス円の場合)取引通貨単位×0.01×対象の通貨ペアにおける今の為替レート
(ドル円、クロス円以外の場合)取引通貨単位×0.0001×対象の通貨ペアにおける今の為替レート