リセッション(経済)

リセッションとは

リセッション(recession)は景気後退(局面)のことを指す英語。

特徴

リセッションは定義が国によって異なるもののアメリカや欧州ではGDPが2四半期連続マイナス成長を記録した際にリセッションが言及される。特に注目される数値としてアメリカ合衆国の商務省経済分析局が1月、4月、7月、10月に発表するGDP統計がある。なお、リセッションはこの発表をもって当局がリセッション入り等を発表したりするわけではなく、厳密には民間組織であるNBER(全米経済研究所)が動向を判定して公表している。ちなみにNBERは民間組織ではあるが、商務省が景気判定を活用しているため前述したような状況になっている。
日本におけるリセッションの判定に関しては明確なものはないものの、内閣府が毎月公表している景気動向指数(DI)値が50%を下回る傾向がある場合リセッションとみなされる傾向がある。

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