ライジング・サン・ロックフェスティバル

ライジング・サン・ロックフェスティバルとは

ライジング・サン・ロックフェスティバルは毎年8月に北海道小樽市にて開催されている国内最大級のオールナイト野外ロックフェスティバルである。略称は「RSR」、「RSRFES」。名称はオールナイトで日の出を迎えるまでのイベントという意味が込められている。

概説

北海道のコンサート企画・運営会社WESSが1999年に初めて開催した。名前にロックが入っているが、テクノ系やレイヴ系などの多岐に渡るジャンルのアーティストが参加している。他のフェスティバルと同じく複数のステージで、同時進行で演奏を行う。
同時期に開催されているロックインジャパンフェスティバルと比べ、ジャンルはロックに寄っていて年齢層も高めである。会場内にテントスペースがあるが、チケットを取るのが年々困難になっている。

特徴

1999年8月に初開催された。初年度は、総入場者数は2万6千人、出演アーティストは15組である。初開催のみステージは1つだった。翌年の2000年からステージの数は徐々に増えていった。
2001年から完全2日制となり、ステージ名は「SUN STAGE」、「EARTH TENT」になった。年を追うごと来場者、出演アーティストは増え2018年で総入場者数は7万4千人、総出演アーティストは109組となっている。2019年は1日目が台風で中止となった。
アクセスは駅からのシャトルバスや車での来場が中心である。ただし駐車場からは15分ほど歩く必要がある。北海道外からのツアーも販売されており、例年500人以上が利用している。
レストランブースのなかには、石狩市と小樽市それぞれの名物料理を取り揃える「石狩市場」と「小樽横丁」がある。北海道の地元食材にこだわったグルメ「いちごけずり」や「ジンギスカン丼」、海鮮焼きなどが人気を集めている。

他イベント・サービスとの関わり

ライジング・サン・ロックフェスティバルでは東日本大震災で被害を受けた地域の復興に向け、ライブハウスを設立するプロジェクト「東北ライブハウス大作戦」とコラボレーションしている。「RED STAR CAFÉ」にて関連バンドのフリーマーケットやミサンガのワークショップなどを開催している。
また、2014年からはさくらインターネットの協力を得て、会場内で無料の無線LANサービスを提供している。さくらインターネットが音楽イベントにWi-Fiアクセスポイントを設置するのはこれが初である。

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