路線価

路線価とは

路線価(ろせんか)は不動産の価格を指す言葉の一つで、主に道路に接した住宅の1㎡の価格のこと。設定した値段に接している面積をかけて評価している。なお、価格の決定に際しては公示地価・実際の売買金額例、不動産鑑定士による評価などを勘案して算出される。

概説

路線価は主に固定資産税と相続税を算出するために不動産を評価するために活用され、土地の面積を接している公道につけた金額と掛け合わせることで算出する。
ただし、相続税路線価は後述するように国税局・税務署が決定するが、固定資産税の路線価に関しては各市町村(東京23区は東京都)が決定するという違いがある。

また、相続税路線価は毎年7月1日に新たに更新され、7月1日に設定された金額は1年間その金額で相続税などが計算されることになる。
ちなみにこの路線価(図)は国税庁の方で更新され、ウェブサイトにおいても発表されている。
引用:国税庁「財産評価基準書:路線価図・評価倍率表」

一方の固定資産税路線価は三年ごとに見直しが行われ、3月31日までに固定資産の価格が決定され、その後は遅れの無いよう速やかに路線価を公表することになっている。

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