埼玉スタジアム2002とは
埼玉スタジアム2002(さいたますたじあむにーまるまるにー)は、埼玉県のさいたま市緑区に位置しているサッカー専用スタジアム。2002年FIFAワールドカップを日韓共同で開催した際に会場の一つとして作られ使用された。略称は埼スタ(さいすた)
概説
埼玉スタジアムは、サッカースタジアムとしては日本国内で最大となる63,700人の観客動員が可能でサッカー専用スタジアムとして、サッカー日本代表の国際AマッチやJリーグ、高校選手権の決勝なども埼玉スタジアムで開催されており、日本を代表するスタジアムの一つ。
埼玉スタジアムでのこけら落としの試合は、J1リーグの浦和レッズ戦対横浜Fマリノス戦でこの時の観客動員数は60,553人を記録している。
迎えた 2002年FIFAワールドカップでは、埼玉スタジアムで日本代表の初戦やブラジル対トルコの準決勝といった重要な試合が開催された。またワールドカップ以降も日本代表のホームゲームが多く開催されており、日本代表としてのメインの会場ともなっている。
FIFAワールドカップが開催された2002年に関しては、ワールドカップの試合との兼ね合いもあり、浦和レッズの試合は5試合程度しか行われておらず、2003年以降に浦和レッズのホームスタジアムとして試合数が増加していった。
また同じく埼玉に本拠地を持つ大宮アルディージャも2001年からホームゲームの一部を埼玉スタジアムで行っていた。その後大宮アルディージャは、2005年に大宮公園サッカー場が本拠地となり、改修も進んでスタジアム規模が拡張したこともあり埼玉スタジアムでの試合数は殆ど行われなくなっている。
環境・アクセス
埼玉スタジアムの周辺は、都市公園として整備されており、フットサル専用グラウンドやサッカーグラウンド3面などの設備が整っている。スタジアム周囲にはスポーツクラブやレストハウス、芝生の広場などもあり試合の無い日でも多くの一般の方が訪れている。
アクセスに関しては、公共交通機関を利用する場合は、埼玉高速鉄道線の浦和美園駅を下車し、徒歩15分程度でアクセスが出来る。また駅から埼玉スタジアムへの道路も基本的に一直線で向かえるように整備されている。
車の場合は東北自動車道の浦和インターチェンジからすぐと非常にアクセスがしやすくなっている。また北、東、正面と多くの駐車スペースがあり、周囲にも駐車場が多く存在している。
他では、スタジアムの北門と浦和美園駅の間で、臨時のシャトルバスも運行されている。
施設情報
正式名称 | 埼玉スタジアム2002 |
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住所 | 埼玉県さいたま市緑区中野田500 |
アクセス | 埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線浦和美園駅徒歩20分 |
収容人数 | 62,010人 |