サンプラーとは
サンプラー(Sampler)はあらゆる音を取得し加工・再生が出来る装置のこと。サンプラーを使って音を集めることをサンプリングをすると言ったりする。集めた音はその後加工してトラックを作成するために使われたり、ライブで使われたりする。
特徴
サンプラーは大まかにコンピューターソフトウェアとしてのものと機器として使うことが出来るサンプラーに分けられる。サンプラーの特徴は取得した音を再構成することになり、予め用意されている音を使いサウンドを組み立てる人もいれば、自分で録音した音を入れ込んでいく人も存在する。また、その両方で楽曲・トラックを制作する人も存在し、使い方などは自由。一般的に電子キーボードを接続して音を入力したり、マイクで音を取り込んだりする。
また、パッドタイプのサンプラーでは楽器のように演奏することも可能で曲作りに利用したり、実際に指を使ってプレイをする人もいる。
サンプラーを使用した楽曲制作は幅広いシーンで活用されているが、ヒップホップやテクノ・ハウスなどのダンスミュージックにおいては、プロ・アマを問わず広く活用されている。またラッパーの中には自身でトラック製作を行う人もいたりする。
主なサンプラー
Pioneer DJS-1000
Pioneer DJS-1000は直感的にトラック制作が行えるため人気が高い。操作性も高く、プロのDJでも愛用している人が多い。
SP-404SX
ローランドのSP-404SXはヒップホップ界では愛用者の多いサンプラーで、コンパクトで持ち運びしやすい。ボタン一つで操作ができ、ビート制作に特化した機能が揃っている。
AKAIシリーズ
AKAIシリーズは操作性が抜群でストレスを感じることがないのが特徴で、特にサンプラーの開発・製造において歴史があるAKAIシリーズのMPC XやMPC Liveは人気が高い。