SDメモリーカード

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SDメモリーカードとは

SDメモリーカード(Secure digital memory card)は東芝・松下電器産業・サンディスク・コーポレーションにより共同で開発されたNAND型のフラッシュメモリのことで、携帯電話からデジカメまで幅広く採用されているデータを記録するためのカード。SDカードと呼ばれることも多い。

概説

SDメモリーカードはもともと2000年代初頭に多数存在していたデジタルデータを記録するメディアの内の一つであったが、携帯電話などに用いることが出来るように上手く対応しシェアを伸ばした事から現在では多くの端末で扱えるようになり大きく普及した。特に他の媒体と比べ大きくサイズを圧縮しコンパクトな形で表現した点は大きく、スマホやデジカメなど小型化が求められた時代背景もあり、時流に合わせてmini SDなど的確に投入した事も普及の後押しになった。

SDメモリーカードの種類

SDメモリーカードは大別するとSDカード(エスディーカード)、mini SDカード(ミニエスディーカード)、microSDカード(マイクロエスディーカード)の三つに分けられ、SDカードが一番サイズとしては大きく、microSDカードが一番小さい。汎用的に使われているのはSDカードおよびmicroSDカードになり、mini SDカードは一時期取り上げられる事もあったが、よりコンパクトなサイズであるmicroSDカードが登場したことでmicroSDの方が多くの機種・端末で採用されるようになっている。

SDカードの規格と保存容量

SDカードには以下のような規格があり、主にカードの容量毎に異なって来ている。これは画像や動画が高画質化した端末が多く普及するに連れて対応するためSDカードの容量を大きくしてきた事に起因している。規格としては以下のような種類が挙げられる。

主なSDメモリーカード規格と容量

・SD(〜2GiB)
・SDHC(SD High Capacity):2GiB〜32GiB
・SDXC(SD eXtended Capacity):32GiB〜2TiB
・SDUC(SD Ultra Capacity):2TiB〜128TiB

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