青春18きっぷ

青春18きっぷとは

青春18きっぷはJR線の普通・快速列車が乗り放題になる切符のことで、料金は12,050円(※2022年1月時点)。5日間分が一つの切符にまとめて販売される。発売と利用期間は春・夏・冬の学生が長期休暇に入るタイミングになり、乗車可能な列車は鈍行列車に限定されるものの、乗り放題切符ということで人気が高い。18きっぷという名称から18歳までという印象があるが購入および使用は誰でも可能で年齢制限があるわけではない。

青春18きっぷの使い方

青春18きっぷは1982年に青春18のびのびきっぷという名称で発売された。当初は8000円という価格であったが、その後料金の改定があり、現在の価格になっている。
青春18きっぷは前述したとおり5回分がまとまった1枚の切符となり切り離すことが出来ない。また、基本的には使用後に返金することは出来ないが、未使用状態でかつ有効期限内に限り、駅の窓口にて手数料が引かれ返金を受ける事が可能となっている。

切符を実際に利用する際にはJRの改札窓口に行き印を押して貰い入場する。また出場する時も同じく改札窓口より券を駅員に提示の上出場する。切符1枚分は印を押された日が有効となるため、例えば24時を過ぎた後(終電等利用のため)に18切符を使って入場し一旦出場した後で、その日のうちに再入場する場合は再び同じ一枚が有効なため印を押されることは無い。逆に、23時59分に印を押して貰ってしまうと効力は1分間となるため、まるで意味が無くなってしまうので注意が必要。

なお、印を押された日を超えて乗車を続けた場合、24時を過ぎると効力がなくなってしまい、超過部分は運賃を請求されてしまうためその点にも注意が必要になってくる。ちなみに18切符は深夜に走る長距離路線ムーンライトながらにも使うことが出来たため同路線は人気があったが、ムーンライトながらは運行が終了している。

青春18きっぷで出来ないこと

18きっぷはJRが乗り放題だが新幹線や有料特急などは乗車が出来ず、もしそれらの列車に乗車する際は「運賃と特急券」が必要となる(一部例外あり)また1枚に5回分が集約されているため、二手に分かれて使い回す事などは出来ない(郵送するなどすれば可能だが)。同時入場であれば複数人で使う事が出来る。

青春18きっぷの販売所

JRの駅にあるみどりの窓口、一部の切符売り場、旅行代理店またはJR東日本の指定席券売機、JR西日本のみどりの券売機、みどりの券売機プラスなど。

期間

2021年度に予定されている青春18きっぷの情報は以下の通り

発売:2021年02月20日〜2020年03月31日
利用:2021年03月01日~2020年04月10日

発売:2021年07月01日~2020年08月31日
利用:2021年07月20日~2020年09月10日

発売:2021年12月01日~2021年12月31日
利用:2021年12月10日~2022年01月10日

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