白川郷・五箇山の合掌造り集落

白川郷・五箇山の合掌造り集落とは

白川郷・五箇山の合掌造り集落(しらかわごう・ごかやまのがっしょうづくりしゅうらく)は岐阜県大野郡白川村と富山県南砺市にある合掌造りで出来た家が連なる集落群のことで1995年に世界遺産に登録されている。構成する集落は荻町集落、菅沼集落、相倉集落の3つ。

概説

世界遺産の対象となった合掌造りの家は厳密な定義がある訳ではないが、急こう配な茅葺き屋根を持つ家屋とされており、両方の集落にはそうした特徴を持った多くの家屋が存在する。またこれらの家屋は古い家屋では江戸時代に建てられたものも存在する。

建築構造が今に至るまで残っている理由としては、ダムなど周辺の開発が進んだ際に消滅してしまうと危機感を持った地域住民らにより保存運動が起こったことが家屋が現存する大きな要因となっており、1971年には地域の資源を売らない・貸さない・壊さないという三原則を定めている。

ちなみに、松与門家(定員16名) 、荒井家(定員15名) 、新田家(定員10名)はそれぞれコテージとして宿泊設備を兼ね備えており宿泊する事が可能になっている。

観光スポット・見どころ

白川郷の見どころとしては荻町集落などがあり和田家、明善寺など立派な家屋を見る事が出来る。また城山城址の展望台からは集落全体を望むことが出来る。
南砺市に関しては水田も見事な相倉集落や菅沼集落に合掌造り家屋が軒を連ねている。

アクセス

白川郷に関して言えば最寄の高山や金沢、富山さらには名古屋からもバスが出ておりアクセスが可能。
五箇山へのアクセスは高岡駅、新高岡駅や城端駅からバスが出ている他名古屋からも長距離バスが出ておりアクセスが可能。

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