知床

知床とは

知床(しれとこ)は北海道の北東にある半島になり、流氷が流れ着く南限エリアになっている。2005年7月17日に日本で三件目となるユネスコの世界自然遺産に登録された。なお、知床はアイヌ語でシリエトク(地の果て)の意。

概説

知床にはサケやマスといった魚やこれらを捕食するヒグマ、シマフクロウやワシなど哺乳類、猛禽類など様々な生物が生息しており、広大な自然と共に豊かな生態系が形成されている。また知床国立公園を始め保護地域が設定されており、自然環境の保全も行われている。

知床の主な見どころ

知床五湖

知床連山をバックに5つの美しい湖を散策できる。大ループ3km、小ループ1.6kmの地上遊歩道や1.6kmの高架木道を歩いて一湖湖畔までそれぞれ知床の自然を満喫出来る。また高架木道には展望台があり知床のパノラマ風景を見る事も可能。

知床峠

知床連山の尾根にある峠で、展望台もあり知床の壮大な景観を楽しむ事が出来る。ドライブコースとしても有名なスポット。

フレペの滝

山から流れ出した水が高さ100mから落ちる滝で知床自然センターから徒歩20分程度で向かう事が可能。途中の自然も見所の一つ。

オシンコシンの滝

滝の途中まで登る事が出来る迫力のある滝。展望台もあり知床連山などの風景も楽しむ事が出来る。

プユニ岬

オホーツク海を一望出来、冬には流氷も確認できるスポット。夕陽の名所でもある。

夕陽台

知床国設野営場内にある夕日のスポット。流氷に覆われた海面に沈む夕日が見所。

ポンホロ沼

雪解けの水が集まって出来る5月から7月にかけてのみ出来る不思議な沼。水辺に反射する景色は神秘的。
など

アクセス

知床へのアクセスとしては車が一般的で、最寄りの街である斜里(ウトロ)へは女満別空港から2~3時間でアクセスできる。
バスは釧網本線の知床斜里駅から1時間前後でアクセスが可能。
旭川や札幌からもアクセスは可能だが、時間がかかるため、ある程度余裕を見たスケジュールが必要になる。

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