秋華賞とは
秋華賞は日本中央競馬会が開催するGIレースの一つで、3歳牝馬における桜花賞、優駿牝馬に続き三冠目となるレース。なお、秋華賞は牝馬の三冠としては含まれるが、クラシックと呼ばれる五大競争(桜花賞、優駿牝馬、皐月賞、東京優駿、菊花賞)としてはカウントされていない。
概説
秋華賞は1996年に創設された新しいGI競争で、それまでは3歳牝馬の秋の目標とされていたエリザベス女王杯が古馬にも出走資格が開放されたことにより誕生した。
秋華賞は創設当初から外国産馬・地方馬にも門戸を開いており、第一回の優勝馬は外国産馬であるファビラスラフィンだった。
また賞金以外に出走資格が与えられる秋華賞のトライアルレースは紫苑ステークス、ローズステークスになる。
なお2020年時点において本レースを対象として誕生した三冠馬としては、アパパネ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクトの4頭になる。
歴代優勝馬
開催年 | 優勝馬 | 勝ちタイム | 騎手 | 調教師 |
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1996 | (牝3)ファビラスラフイン | 1:58.1 | 松永幹夫 | 長浜博之 |
1997 | (牝3)メジロドーベル | 2:00.1 | 吉田豊 | 大久保洋吉 |
1998 | (牝3)ファレノプシス | 2:02.4 | 武豊 | 浜田光正 |
1999 | (牝3)ブゼンキャンドル | 1:59.3 | 安田康彦 | 松田博資 |
2000 | (牝3)ティコティコタック | 1:59.9 | 武幸四郎 | 松田正弘 |
2001 | (牝3)テイエムオーシャン | 1:58.5 | 本田優 | 西浦勝一 |
2002 | (牝3)ファインモーション | 1:58.1 | 武豊 | 伊藤雄二 |
2003 | (牝3)スティルインラブ | 1:59.1 | 幸英明 | 松元省一 |
2004 | (牝3)スイープトウショウ | 1:58.4 | 池添謙一 | 鶴留明雄 |
2005 | (牝3)エアメサイア | 1:59.2 | 武豊 | 伊藤雄二 |
2006 | (牝3)カワカミプリンセス | 1:58.2 | 本田優 | 西浦勝一 |
2007 | (牝3)ダイワスカーレット | 1:59.1 | 安藤勝己 | 松田国英 |
2008 | (牝3)ブラックエンブレム | 1:58.4 | 岩田康誠 | 小島茂之 |
2009 | (牝3)レッドディザイア | 1:58.2 | 四位洋文 | 松永幹夫 |
2010 | (牝3)アパパネ | 1:58.4 | 蛯名正義 | 国枝栄 |
2011 | (牝3)アヴェンチュラ | 1:58.2 | 岩田康誠 | 角居勝彦 |
2012 | (牝3)ジェンティルドンナ | 2:00.4 | 岩田康誠 | 石坂正 |
2013 | (牝3)メイショウマンボ | 1:58.6 | 武幸四郎 | 飯田明弘 |
2014 | (牝3)ショウナンパンドラ | 1:57.0 | 浜中俊 | 高野友和 |
2015 | (牝3)ミッキークイーン | 1:56.9 | 浜中俊 | 池江泰寿 |
2016 | (牝3)ヴィブロス | 1:58.6 | 福永祐一 | 友道康夫 |
2017 | (牝3)ディアドラ | 2:00.2 | C.ルメール | 橋田満 |
2018 | (牝3)アーモンドアイ | 1:58.5 | C.ルメール | 国枝栄 |
2019 | (牝3)クロノジェネシス | 1:59.9 | 北村友一 | 斉藤崇史 |
2020 | (牝3)デアリングタクト | 2:00.6 | 松山弘平 | 杉山晴紀 |
2021 | (牝3)アカイトリノムスメ | 2:01.2 | 戸崎圭太 | 国枝栄 |