軽自動車

軽自動車とは

軽自動車は規格が全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下、排気量660cc以下、乗車定員4人以下、貨物積載量350kg以下の三輪および四輪自動車のこと(平成10年制定)。このいずれか一つでも超過してしまうと軽自動車の扱いとなる。またナンバープレートは黄色地に黒文字が使われている。なお、軽自動車は日本独自の規格である。

概説

日本において「軽自動車」というクラスが初めて登場したのは、戦後間もない昭和24年(1949年)のことである。同年法律が改正され、それまで小型自動車と呼ばれていたものが、小型自動車と軽自動車に分けられたことが軽自動車誕生の経緯。

GHQ(連合国軍総司令部)による厳しい乗用車の生産制限が撤廃されたが、軽自動車の本格生産や、市場に出回るまでには至らなかった。昭和35年(1960年)以降になると、現在でも有名な軽自動車メーカー鈴木自動車工業、ダイハツ工業、富士重工業、東洋工業、新三菱重工業などが軽自動車の生産を本格化した。

そして昭和38年(1963年)3月までの国内の軽自動車の保有台数がついに100万台を突破したのである。昭和45年(1970年)には保有台数が約4倍以上の472万台を上回る。

ただし、この頃から排気ガスや交通事故の問題が大きくクローズアップされてきたのである。さらに昭和47年(1972年)からは車両法改正によって軽自動車に対する車検制度が正式に始まることになる。実際に検査業務を開始したのは昭和48年(1973年)10月1日からである。

さらに昭和48年(1973年)頃からは、第四次中東戦争よるオイルショックの影響で軽自動車の人気は大きく落ち込むことになる。

ところが1970年代後半から1980年代にかけて、ホンダアクティ、スズキアルト、ダイハツミラなど、現在も残る軽自動車の名車が続々と発売されることになる。さらに1990年代前半からは、スズキワゴンRやダイハツムーヴなどの軽ハイトワゴンの人気車種が発売されたのである。

また大きなニュースとして、平成10年(1998年)に現在の軽自動車の規格に改定されたのである。またこの頃から各社OEM車の導入が盛んになる。

平成24年(2012年)2月に富士重工業が軽自動車の生産を終了した。これにより現在軽自動車を発売しているのは、スズキ、ダイハツ工業、三菱自動車工業、本田技研工業の4社のみとなっている。

現在の軽自動車は、性能が大幅に向上し、価格もお手頃で、室内も狭くなくファミリー車としても十分使える。軽自動車は国内で販売される自動車の実に40%近くのシェアを持つまでに発展しているのである。さらに一世帯あたりの軽自動車の普及率は、現在50%を超えている。つまり家庭用に至っては2台に1台が軽自動車ということになる。

軽自動車の特徴

軽自動車は他のクラスの自動車と比べると様々な特徴がある。中でも1番の特徴は自動車税や車検などの各種税金が安いことであり、自動車保険の保険料も安い。そのため維持費が少なくて済み家の2代目カーとして保有している人も少なくない。次いで近年の軽自動車の売りにもなっているのが燃費効率の高さも挙げられている。

他では、ボディサイズが小さいため狭いスペースでも進む事が容易で、出先でも楽に駐車ができる点、または車高が低いためふらつきなども少なく、女性や高齢者でも運転しやすい点なども好評を得る理由になっている。

軽自動車は現在では誕生から70年近く経つが、普及率や小回りが利く点など現時点では軽自動車はなくてはならない存在になっている。

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